上智大・正木悠馬投手が西武から育成6位指名、異色の経歴に注目

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2025年10月23日、上智大学の正木悠馬投手がプロ野球ドラフトで埼玉西武ライオンズから育成6位で指名された

このドラフトは、若手選手の発掘と育成を目的とした重要なイベントであり、多くの球団が将来のスター候補を見極める場である

正木悠馬投手の特徴

正木投手は、直球が最速153キロに達し、フォーク、2種類のスライダー、ナックルカーブと多彩な変化球を持つことが特徴である

特に直球はプロレベルでも通用する威力があり、さらなる成長が期待されている

正木自身は支配下選手としての指名にはこだわらず、与えられた機会を最大限に生かし、リーダーシップを発揮しながら自身を高めていく意向を示している

異色の経歴

正木投手は、幼少期にアラスカ州に住んでいたが、その後日本に帰国

小学校2年生から野球を始めるも、中学校2年生の時に再びアメリカに渡り、ワシントン州のレドモンド高校で暮らした

この期間は、秋冬にはクロスカントリースキーにも参加しており、多才な経験を積んできた

大学での軌跡

帰国子女枠を利用して上智大学に合格した正木投手は、大学入学後にピッチャー専念を決めた

高校時代には複数のポジションをこなしていたが、「一番楽しかったピッチャーに専念しよう」と思い、コーチ不在の中で自身の技術を高めるために、インスタグラムの動画などを活用して独学で投球フォームを改善してきた

今後の展望
プロ入りの最初のステップを踏んだ正木投手

今後は育成選手として練習を重ね、支配下選手への昇格を目指すこととなる

彼の成長と、上智大学初のNPB選手誕生に期待が集まる

正木悠馬投手のドラフト指名は、異色の経歴を持つ選手がプロの舞台で活躍する可能性を示唆している。多彩な投球技術をベースに、さらなる成長が期待されるため、ファンとしては彼の道のりに注目したい。
キーワード解説

  • 育成選手とは?プロ野球チームが選手を育てるために特別枠として指名する選手。
  • 支配下選手とは?プロ野球チームに正式に登録され、試合でプレーできる選手のこと。
  • クロスカントリースキーとは?雪の上を長距離で滑るスキー競技。体力や持久力が求められる。

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