オリックス、育成1位指名の三方陽登選手に期待集まる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議において、栃木ゴールデンブレーブスの三方陽登選手がオリックスから育成1位指名を受けた

三方選手は190cm、97kgという恵まれた体格を持ち、その身体能力は特に注目されている

三方選手はもともと大学2年生までは速球派投手として活躍していたが、現在は中堅手としてプレーしている

彼の最大の魅力は強肩と広角に本塁打を放つ長打力だ

今季は通算5本塁打を記録し、特にIPBLグランドチャンピオンシップ準決勝で打った逆転の3点本塁打が印象に残る活躍だった

指名後の記者会見において、三方選手は自らの理想の選手像として、メジャーリーグベースボール(MLB)のスター選手であるフェルナンド・タティス・ジュニアを挙げ、「トリプルスリーを目指し、記録にも記憶にも残る選手になりたい」と語った

トリプルスリーとは、1シーズンで30本以上の本塁打、30盗塁、打率3割以上を達成することを指す

栃木ゴールデンブレーブスの山下徳人監督は、「NPBでスカウトやコーチをしてきましたが、これだけの身体能力を持つ選手はなかなかいない

」と評価し、オリックスは三方選手の長打力を特に高く評価している

山下監督は「それを活かして頑張ってほしい」とエールを送った

オリックスにおける外野陣の状況を見ると、ドラフト10位指名から出発した選手が台頭し、本塁打王を獲得するまでに成長している事例がある

三方選手も、この流れの中で先輩たちに続くような活躍を期待させる選手である

三方陽登、2003年3月31日生まれ、22歳

兵庫県出身で、右投右打の選手

過去には創志学園高等学校を経て、駒澤大学に通い、その後栃木ゴールデンブレーブスでプレーしていた

三方陽登選手のオリックスからの育成1位指名は、今後の彼の成長にとって大きな期待が寄せられます。身体能力だけでなく、将来的には数字としても結果を出せる選手へと成長することを願います。
キーワード解説

  • トリプルスリーとは? 1シーズンで30本以上の本塁打、30盗塁、そして打率3割以上を達成することを指します。いずれも非常に難易度が高い記録です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。