ドラフト会議から一晩明けたこの日は、オリックスの福良淳一GM、牧田勝吾編成部副部長、山口和男アマチュアスカウトグループ長、そして藤川を担当した縞田拓弥スカウトが宮崎県延岡市にある延岡学園を訪れた
この挨拶には、藤川の担当校である石田敏英監督、森松賢容部長、さらに母親の七恵さんも同席し、オリックス関係者は藤川のさまざまな才能を高く評価していることを伝えた
牧田副部長は、「オリックスの将来のスターになってもらいたい、看板選手になれると信じて評価させてもらった」とヤル気を強調した
福良GMも藤川投手の体格に注目しつつ、「(体つきも)しっかりしていますよね
彼はさらに鍛えると言っていますが、それほど気を使わなくても良いのではないか」と笑って語った
また、「キャンプでの動きを見て、早期の実戦デビューも期待できる」とも述べた
身長183センチ、最速153キロという九州No・1の右腕である藤川投手は、挨拶後に「自分をしっかり評価してもらっており、やってきたことが身になった」と感慨深い表情を見せた
さらに、「オリックスの中でもエースとして任せてもらえる投手になり、チームを日本一に導きたい」と意気込みを語っている
藤川敦也投手は2007年(平成19年)10月23日生まれ、福岡県飯塚市出身の18歳
小学校1年生から福岡ソフトバンクホークスのキッズスクールで野球を始め、様々なチームを経て延岡学園では1年秋から背番号11でベンチ入りを果たした
オリックスによる藤川敦也投手への期待は非常に高まっているようです。若手選手がチームに加わることで、今後の成績向上が期待できるでしょう。彼の成長がチーム全体に良い影響を与えることができるかが注目されます。
キーワード解説
- ドラフト:プロ野球選手を指名するための会議で、チームが選手の権利を獲得するために行われる。選手は大学や高校などから選ばれ、自分の希望するチームに入団する機会を得る。
- エース:チームの中で最も信頼されている投手のこと。試合での勝利に大きく貢献する役割を持っており、重要な試合で先発することが多い。
- 実戦デビュー:選手が公式戦に出場し、競技として実際の試合を経験すること。プロとしての第一歩となる。

