中日石川昂弥選手、来季に向けたラストチャンスを迎える

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中日ドラゴンズの井上一樹監督は、石川昂弥内野手に対し「待ったなし」との言葉で、来季に向けたラストチャンスの重要性を強調した

24歳の石川は、今シーズンは左脇腹痛のためリハビリに専念していたが、秋季練習から全体練習に合流することとなった

秋季キャンプ参加の明言

井上監督は、石川を11月1日から行われる高知・春野での秋季キャンプに参加させることを明言し、「コーチ陣が『絶対大丈夫です』と言うから、高知のメンバーに入れる」と述べた

これは、石川に対する信頼の表れとも言える

期待された役割と実績

石川は今季、井上監督体制下で不動の「4番・三塁」として期待されていたが、開幕からわずか13試合で打率1割6分と振るわず、4月12日に2軍降格

その後、5月末に再昇格したものの、8試合で再び降格

9月3日の阪神戦で復帰し、今季1号ホームランを放ったものの、翌日に再度左脇腹を痛めて離脱した

結果として、今季の成績は22試合出場、打率1割3分9厘、1本塁打、5打点にとどまった

指導者からの期待と選手の意気込み

井上監督は、これからの限られた時間の中で脇腹の問題を克服する必要があるとし、「何かにつけて、そこをどうしたら打破できるのかを本人も考えてもらわないと」と厳しい言葉の中に期待を込めた

石川は自身のコメントとして「自分のやるべきことをやってキャンプを完走できるように、ケアもしっかりやりながらやりたい」と意気込みを語り、左脇腹の状態については「問題ない

11月で完全によくなるようにしたい」と、自信を持って臨む姿勢を示した

今シーズンは怪我による不調が続いた石川昂弥選手ですが、監督からの期待が明言されたことで、次のチャンスに向けた強い意志が感じられます。今後の秋季キャンプでの成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 石川昂弥とは?:中日ドラゴンズの内野手で、24歳の若手選手。以前は高い期待を寄せられたが、今シーズンは怪我の影響で調子を崩している。
  • 井上一樹監督とは?:中日ドラゴンズの監督で、選手に厳しい言葉をかけつつも信頼を寄せる指導者。選手の成長を促す方針を持つ。
  • 秋季キャンプとは?:シーズンオフに選手が集まって行う練習のことで、チームの結束力を高めたり、個々の技術向上に貢献する。

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