埼玉西武ライオンズ、田村や元山ら3選手に戦力外通告決定

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西武が田村伊知郎、元山飛優、野村大樹の3選手に戦力外通告

埼玉西武ライオンズは2025年10月27日、田村伊知郎投手(31)、元山飛優内野手(26)、野村大樹内野手(25)の3名に対し、戦力外通告を行った

これは、チームの再建に向けた重要な決断であり、シーズンの結果を受けたものだ

田村伊知郎のキャリア

田村は2016年のドラフトで6位指名を受けてライオンズに入団し、これまでにリリーフとして通算150試合に登板してきた

昨シーズンからは背番号「20」に変更し、新たな活躍が期待されていたが、今季の成績は20試合で防御率3.58と芳しくなく、本来の球威が欠けていたとされる

元山飛優の加入と困難

元山は2024年シーズン途中にヤクルトからトレードで移籍し、ムードメーカーとしての役割も果たした

しかし、開幕から19打席連続無安打を記録し、49試合に出場するにとどまった

そして、彼のスタメン出場は期待されたものの、振るわない結果が続いた

野村大樹の影響と怪我

さらに、野村もソフトバンクから加入したが、慢性的な腰痛に悩まされていた

手術は成功したものの、来季の契約を勝ち取ることはできなかった

彼は移籍後、持ち前の打撃でチームに貢献を果たしたが、そのパフォーマンスが続かなかったことが悔やまれる

選手たちのコメント

それぞれの選手からは以下のようなコメントが寄せられた

田村伊知郎
「プロ生活9年間がここでひと区切りついたかなという気持ちです

応援してくださったファンの皆さまには本当に感謝しています

元山飛優
「プレーで貢献できず、ベンチを温める日が多かった中で、楽しい思い出ができました

ファンの皆さん、本当にありがとうございました

野村大樹
「自身の怪我で戦力になれなかったことが申し訳ないです

ライオンズでの思い出は一生忘れません

今回の戦力外通告は、ライオンズがチームを再構築するための方針を示しています。田村、元山、野村の3選手はそれぞれ厳しい立場に置かれ、彼らのコメントからは悔しさや感謝の気持ちが伝わってきます。プロ野球の世界では、選手が持つ実力やコンディションが大切で、一瞬の油断がキャリアを左右することもあるのです。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?プロ野球において、チームが選手に契約を更新しない意向を通知することである。
  • リリーフ投手とは?試合の途中から登板し、主に試合の終盤を担当する投手のことを指す。
  • 防御率とは?投手が1試合あたりに許した得点数を示す指標で、数字が低いほど優れた成績とされる。

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