育成ドラフトの6位で西武ライオンズから指名を受けた正木悠馬選手(22歳、経済学部経営学科4年)が、東京・四谷のキャンパスで記者会見を行った
上智大学硬式野球部は1916年に創部され、110年目にして初めてプロ野球ドラフトでの指名を実現させた
会見では、正木選手が高校時代主に内野手としてプレーしていたことに触れ、その後投手としての道を選んだ経緯について語った
正木選手は「最初は普通に就職する人生を考えていたが、努力が認められたことに感謝しています」と述べ、両親が号泣して喜んだ様子を振り返った
正木選手は、アラスカで7歳まで過ごし、その後日本に帰国
14歳で再度アメリカに渡り、ワシントン州のレドモンド高校で野球を続けたが、上智大学に入学してから本格的に投手としてのキャリアをスタートさせた
彼は投手コーチがいない環境の中、全てのトレーニングを独学で行い、入学時の最速140キロから2年生で145キロ、3年生で148キロ、そして今年は153キロに達する進化を遂げた
「初の上智大学からのNPB入りは嬉しい
しかし、ここからが本当の勝負です
」と語る正木選手は、「西武はパワーピッチャーが多いチームだが、僕もその中で学び、将来は信頼される投手になりたい」と、プロとしての成長への強い決意を示した
自らの伸びしろに自信を持つ正木選手の姿勢は、周囲の期待をさらに高めている
正木悠馬選手が上智大学からプロ野球に挑戦する姿勢は、多くの学生アスリートにとって希望の光となるかもしれません。彼の独学の努力や挑戦から学ぶことは多く、特に今後の成長が楽しみです。
キーワード解説
- 育成ドラフトとは?プロ野球選手になるための指名制度で、チームが選手を育成することを目的としています。
- パワーピッチャーとは?球速が非常に速く、力強い投球が特徴的な投手のことを指します。

