安部友裕氏がライバル心を語り、プロ野球時代の苦悩を振り返る

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安部友裕氏が過去のライバル心を振り返る

期限的なヒーロー、安部友裕氏(36)と中田廉氏(35)の“アベレン”コンビが登場したBS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」が23日に放送されました

この放送では、安部氏が自身のライバル心について振り返る重要な瞬間がありました

番組のMCである元ヤクルト監督の真中満氏(54)が、引退後の安部氏と中田氏の活躍について紹介した際、二人が広島OBとして地上波のレギュラーコーナーを持っていることに驚きの声が上がりました

テンション高くスタートした彼らですが、トークテーマが「ライバル」に移ると、安部氏は丸佳浩外野手(36)との対比を語り始めました

安部氏と丸選手は同級生であり、2007年の高校生ドラフトでそれぞれ広島と巨人に指名されました

安部氏が1位指名された一方、丸選手は3位指名であり、丸選手は高校通算49本塁打を記録していましたが、安部氏はわずか6本で、そのうち2本はランニングホームランでした

彼は「俺は実力があるんだとプライドがあったので、必要以上に意識してしまった」と振り返っています

プロ入り後の苦悩

プロ入り以降、安部氏は苦難の連続であり、まずは遊撃手としてスタートしましたが、後に二塁手としてレギュラーを目指しました

さらに、同学年の名手である菊池涼介選手(35)が加入し、三塁に回ると今度は西川龍馬選手(30)に守備ポジションを奪われるなど、ライバルとの競争が続きました

安部氏は、2軍で過ごす時期に「なんであの選手が上がれて俺が上がれないのか」と不平を言い続けていたことを明かし、「その時間を無駄にしてしまった」と反省しています

しかし、石井琢朗氏がコーチとして就任し「お前を一番に育てる」と言った言葉をきっかけに、練習に集中できるようになったと述べていました

この放送では、安部友裕氏が自身のライバル心や過去の過ちをテレビで赤裸々に語る場面がありました。特に、丸佳浩選手との比較や、同じポジションに実力者が続々と現れたことで抱いた焦燥感は多くの観客に共感を呼んだと思います。自分の経験を振り返ることで、今の若い選手たちに必要な教訓を伝えようとする姿が印象的でした。
キーワード解説

  • ライバルとは?:同じ競技や職種で競い合う者のことを指し、お互いに成長を促す存在でもある。
  • 高校生ドラフトとは?:高校生を対象に選手を指名するプロ野球の新人選手選択会議のこと。
  • プロ入りとは?:その年にプロのチームに入団することを指し、一般には選手がプロとしてのキャリアをスタートさせることを意味する。

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