広島東洋カープ、ドラフトで小柄な内野手勝田選手を3位指名

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23日に行われたプロ野球のドラフト(新人選手選択)会議において、広島東洋カープは育成選手を含む9人を指名しました

その中でも特に注目を集めている選手が、3位指名を受けた勝田成(なる)選手(22歳、近畿大学)です

勝田選手は身長1メートル63センチメートルと非常に小柄ではありますが、チームの新井貴浩監督(48歳)は「背丈は全く関係ない

彼は走攻守の三拍子が揃っており、それ以上に野球に対する理解が深い」とその実力を高く評価しています

勝田選手は大阪市出身で、関大北陽高を経て近畿大学に進学しました

プレースタイルは右投げ左打ちの内野手で、その実力を認められ大学日本代表にも選出された経歴があります

同選手をスカウトした鞘師智也(45歳)は「彼はキャプテンシーを持ち、リーダーとしての資質も備えています」と、その人物像を強調しています

また、新井監督は試合観戦を通じて、勝田選手のプレーに特に感銘を受けたと語ります

大津市内での観戦中に、勝田選手の走塁における積極性や守備の際のポジショニング、打球への反応の良さに目が引かれたとのことです

「彼の所作には強い印象を受けた」と話しています

「小柄な野球少年に希望を与えたい」

ドラフト指名後、勝田選手は近畿大学で行った記者会見において、「とても嬉しい気持ちと同時にホッとした気持ちが溢れています

私の存在が、身体の小さな野球少年たちに夢や希望を与えることができれば嬉しいです」と語りました

広島東洋カープが行ったドラフトで注目された勝田選手は、その小柄な体格にもかかわらず、素晴らしい能力を持つ選手です。監督からの高い評価や本人の意気込みを聞くと、今後の活躍が楽しみです。小さな体格が逆に野球界に新たな希望を与える存在になってほしいですね。
キーワード解説

  • ドラフトとは?:プロ野球における新人選手選択の会議であり、各チームが新たな選手を獲得するための重要なイベントです。
  • キャプテンシーとは?:チームのリーダーとしての資質や責任感を持ち、他の選手をまとめる力を指します。
  • 走攻守とは?:野球において「走る(走塁)」「攻撃する(打撃)」「守る(守備)」の全ての要素を指し、それぞれの能力が重要とされます。

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