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西武のベテラントリオが自主トレ公開、今季の雪辱を誓う

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西武ライオンズは、埼玉県所沢市の球団施設で16日、栗山巧外野手(41)、中村剛也内野手(41)、炭谷銀仁朗捕手(37)の3人が合同で行う自主トレーニングを報道陣に公開した

これまで西武の中心選手として活躍してきた3人が、どのようにシーズンに向けて準備を進めているのかに注目が集まった

自主トレーニングの内容

トレーニングは、まず屋外球場で源田壮亮内野手(31)や若手選手らと一緒にランニングを行うことから始まった

その後、室内練習場に移り、キャッチボールやノックを受けた後、マシンを相手に約1時間、打撃練習を行った

ベテラン選手たちの意気込み

トレーニング後、報道陣の取材に応じた栗山は「今の時期なりにしっかりできている

キャンプインに向けて仕上がっている」と満足感を示した

中村剛も「ちょっと首が痛い」と言いつつ、「良い感じでできています」と前向きな姿勢を見せている

39歳という年齢に対する意識を問われた栗山は、「深くとらえてはいない

今年は今年で頑張ろうと思うだけです」と語った

長年のライバル関係

栗山と中村剛は同学年で、共に24年目のシーズンを迎えた

栗山は「どこかで刺激を受けていた」と述べ、彼らの競争関係が互いの成長に寄与してきたことを強調した

一方の中村剛は、「切磋琢磨(せっさたくま)しながら若いときからやってきた」と、ライバルとしての絆を語った

炭谷の思い出と役割
20年目の節目を迎える炭谷は、初日に栗山から「おまえは誰や」といじられた思い出を振り返り、「何歳になっても変わらない」と二人について語った

今季も二人の背中を見ながら頑張りたいという意気込みを示した

下克上を狙う西武

昨季は49勝91敗3分けという成績で最下位に終わった西武

その雪辱を果たすという思いは、栗山が「開幕から戦力になって結果を残し、パ・リーグで優勝して日本シリーズに出て優勝したい」と語ったように、全員に共通している

中村剛も「日本一になりたい」と力強く語り、炭谷は「キャッチャーとして、そして、それ以外でも役割があると思うのでチームに貢献したい」と決意を表明した

ベテラン選手たちが持つ様々な経験を活かし、チームを引っ張りながら今季は最下位からの下克上を目指す

西武ライオンズのベテラン選手たちが、一体となって自主トレーニングに励む姿は、ファンにとって励みとなるだろう。彼らの意気込みから、今季への熱意を強く感じることができる。また、年齢に関係なく挑戦し続ける姿勢は、若手選手たちにとっても良い手本となるはずだ。
キーワード解説

  • 自主トレーニングとは?: 自主トレーニングとは、選手がチームの指導者がいない中で自分のペースで行う練習のことです。これにより、自分の必要なスキルを磨くことができます。
  • キャッチボールとは?: キャッチボールとは、ボールを投げたり受け取ったりする練習で、選手同士の連携を向上させるために重要です。
  • 切磋琢磨(せっさたくま)とは?: 切磋琢磨は、互いに高め合うという意味で、競争によって技術や能力を向上させることを指します。

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