2年連続出場となったソフトバンクの小久保裕紀監督（54）は、理想として先行逃げ切りを掲げ、5年ぶりの日本一奪還に挑む姿勢を見せています
セ・リーグを圧倒的な強さで制した阪神を相手に、ソフトバンクは中堅のドラフト1位トリオや、NPB（日本野球機構）最長となる50試合連続無失点を記録した石井大智投手（28）など、相手の強力投手陣に対抗するための戦略を練っています
小久保監督は昨年の日本シリーズでの敗北を胸に秘めており、その雪辱を果たすため、虎の必勝パターンを封じる必要があると警戒を示しています
さらに、小久保監督は23日のドラフト会議で1位指名し、交渉権を獲得した米国スタンフォード大学の佐々木麟太郎内野手（20＝花巻東）についても言及しました
「来年の戦力にはならないけれど、その先の将来性を考えて」と述べ、将来的なチーム強化に期待を寄せています
ただし、指名の方針については自分が全面的に関わっているわけではないと強調しました
ソフトバンクの小久保監督が日本シリーズを控え、自らのチーム戦略について積極的に言及しているのが印象的です。特に、阪神の強力な投手陣に対して警戒を示しつつも、未来を見据えた選手獲得について考えを巡らせている姿は、チームの長期的な成長を意識していることが感じられます。
キーワード解説
- 日本シリーズとは？日本のプロ野球におけるチャンピオンシップで、セ・リーグとパ・リーグの優勝チームが対戦します。
- ドラフトとは？プロ野球選手をチームに加えるための選手選考会で、新しい才能を獲得する大事なイベントです。
- 無失点とは？ピッチャーが試合中に一度も得点を許さなかった状態のことを指し、特に良い投球ができたことを示します。
