プロ野球日本シリーズ第1戦、阪神がソフトバンクに逆転勝利

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プロ野球の「SMBC日本シリーズ2025」が25日、みずほペイペイドーム福岡で開幕し、第1戦では阪神タイガースが福岡ソフトバンクホークスに2対1で勝利した

翌26日には同球場で第2戦が行われる予定であり、ソフトバンクは先発投手に上沢を、阪神はデュプランティエを再び起用することが発表された

試合の振り返り

阪神の勝利は逆転によるものだった

1点を追う状態で迎えた六回、阪神は内野ゴロの間に同点に追いつき、続いて佐藤輝が適時二塁打を放ち勝ち越しに成功した

阪神の投手陣は村上が7回1失点で抑え、及川と石井がしっかりと継投し、逃げ切りに成功した

一方、ソフトバンクは一回に近藤が先制打を放ったものの、その後は打線が繋がらず、終盤の好機を生かせなかった

ソフトバンク・有原投手の振り返り

今回の試合で敗戦を喫したソフトバンクの投手、有原は「結果がすべて」と冷静に受け止め、特に勝負所で踏ん張れなかったことを反省した

立ち上がりからチェンジアップやフォークボールなどの変化球を低めに集め、阪神打線に狙いを絞らせなかったが、六回に3本の長短打を浴び逆転を許してしまった

この六回はレギュラーシーズン中も課題としていたイニングで、失点が特に多い要因の一つである

課題に向き合う有原投手

有原は「六回の投球が課題」であり、今回はその悪癖が日本シリーズでも顔を出してしまった

試合の中では積極的に打者の内角を攻める姿勢もみられたが、「抑えにいった結果、こういう投球になってしまった」と話し、次にリベンジする決意を示した

今後の展望と監督のコメント
ソフトバンクの小久保監督は「最後はいい粘りを見せた」と評価しつつも、ビハインドの状況で勝ちパターンの3人を投入したことについて「先を考えずに明日もやるだけ」と語った

相手に逆転を許した反省とともに、次回に向けた戦略を練る姿勢が伺えた

今回の日本シリーズ第1戦では、阪神がソフトバンクに逆転勝ちをおさめ、今シリーズの先行者となりました。特に、有原投手の課題が浮き彫りとなった試合であり、今後の挽回が期待されます。両チームの投手戦、打撃戦が今後どのように展開されるのか、ファンとしても目が離せません。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは? 日本プロ野球における年間最優秀チームを決定するシリーズのことです。各リーグのチャンピオンチームが対戦し、最高の栄誉をかけて戦います。
  • 逆転勝ちとは? 試合の途中で負けていたチームが、後に得点を重ねて勝利することを指します。逆転勝ちは観客を大いに盛り上げ、選手にとっても印象に残る瞬間になります。
  • 継投とは? 投手が交代して、複数の投手が試合を投げ分けることを指します。これにより、チームは相手打線に対して様々な投球スタイルを用いることができます。
  • エースとは? チームの最も優れた先発投手を指します。エースはチームの柱として期待され、大事な試合での先発やクローザーを担うことが多いです。

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