26歳の牧選手は、すでに球界屈指の強打者とされ、後輩を導く役割を担うようになっています
この日は、野球界の先輩である大和選手から学んだ技術をもとに、若手選手たちに対して「彼らが今まで以上の結果を残せればいい」との思いを持ちながら指導を行いました
このトレーニングには、西武・古賀悠斗選手や阪神・井上広大選手など4名の若手選手が参加
牧選手は、特に下半身の動きについて重点的にアドバイスを行い、内転筋を意識した練習法として風船を股に挟んだ振り込みや、メディシンボールを使ったトレーニングを取り入れました
「つま先、膝、ケツ、股関節
全部を使ってバッティングをするように心掛けている」と牧選手は下半身の重要性を説き、自身の経験を基にした具体的な指導を行いました
特に注目されたのは、プロ5年目の井上選手です
井上選手は昨シーズン、プロ初ホームランを含む3本のホームランを記録したことから、牧選手の指導によってさらなる成長が期待されています
牧選手は「すごい打球音」と井上選手の潜在能力に期待を寄せつつ、全身を使ったスイング技術の重要性についてもアドバイスしています
この日、牧選手は自身もデビューからこれまで大和選手から多くを学んできたことを振り返り、「教わったものがめちゃくちゃある
ためになったことしかない」とその影響力を語りました
今もなお大和選手に打撃と守備の映像を送り、アドバイスをもらうことで成長を続けているとのことです
牧選手が後輩に自らの経験を伝えつつ、技術を向上させようとする姿勢は非常に立派です。このような指導は、若手選手にとって大きな成長の手助けとなり、将来的に球界全体のレベルアップにつながるでしょう。特に、牧選手の指導を受ける井上選手の成長が楽しみです。
キーワード解説
- 自主トレとは?:自主トレーニングは選手自身が自主的に行う練習で、チームの公式練習とは異なり、選手が自由に内容を決められるのが特徴です。
- 下半身とは?:下半身は身体の下部、特に脚部を指し、バッティングにおいてはバランスを保つためやパワーを生み出すために非常に重要です。
- メディシンボールとは?:メディシンボールは、トレーニング用の重いボールで、筋力トレーニングやバランス感覚を養うために使われます。
- 内転筋とは?:内転筋は、太ももの内側にある筋肉群で、脚を内側に引き寄せる動作を助ける筋肉です。
- 強打者とは?:強打者は、打撃力が高く、ホームランを打つ能力が特に優れた選手を指します。