ソフトバンクのイヒネ選手、プロ初の外野守備に挑戦

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◆みやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク1―0広島(24日、天福)
ソフトバンクホークスのイヒネ・イツア内野手(21)が、プロ入りして初めて外野で試合出場を果たしました

彼は試合中「7番右翼」としてフル出場し、広島の先頭打者、名原典彦の打球が初回いきなり飛んできた際には、「いきなり来るんや」と驚きを隠せませんでしたが、冷静にキャッチしました

また、4回には佐々木泰が放った打球が頭上を越えて三塁打になる一幕もあり、その後も右前の打球を絶妙に処理し、「不思議な感覚だった」と振り返りました

イヒネ選手は愛知県の誉高校で内野手として活躍してきましたが、小学時代から高校2年までは外野手としてもプレー経験があります

今回の外野での出場について、ソフトバンクの井出竜也野手コーディネーター(47)は、「内野から外野へのサポートを行うために、まずは外野の適性を確認することにした」と説明しました

イヒネ選手はこのフェニックス・リーグで計4試合を通じて外野守備に挑戦する方針です

また、3軍の監督である斉藤和巳氏(47)は、「専門的なコーチが見れば細かな面はあるものの、久しぶりとはいえ良く動けており、彼の持っている能力やセンスを感じた」と、2022年のドラフトで1位指名を受けたイヒネ選手のポテンシャルを高く評価しています

約4年ぶりの外野守備にチャレンジしたイヒネ選手は、「後ろから走って打球を取りに行ったことがなかったので、落とさなくてよかった」と胸をなで下ろしました

また、「10点満点で3点」と自己評価しつつも、この新たな挑戦を自身のブレークのきっかけにしたいという意欲を示しました

イヒネ選手の新たな挑戦は興味深いと言えます。彼が外野守備に移行することで、出場機会が増える可能性があります。また、彼の経験は外野でも活かされるでしょう。今後の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 外野守備とは?:野球における外野守備は、外野手が行う守備のことで、ボールが打たれた際に外野に飛んできた打球を捕る役割を担います。
  • ドラフトとは?:プロスポーツ選手を各チームが指名する制度で、若手選手の獲得を目的としています。
  • フェニックス・リーグとは?:日本のプロ野球の若手選手や再起を狙う選手が参加する試合形式のリーグで、通常はオフシーズンに開催される育成目的のリーグです。

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