巨人・竹丸和幸選手、ドラフト1位指名で新左腕エースを誓う

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 2025年10月23日のドラフト会議において、巨人から単独1位指名を受けた鷺宮製作所の竹丸和幸投手(23)が、24日に東京・新宿区内の同本社で吉村禎章編成本部長(62)をはじめとする巨人関係者から指名挨拶を受け、新たに加入する球団で左腕エースを目指すことを誓った

 竹丸選手は、かつて巨人で活躍し現在は投手コーチを務める内海哲也の名前を挙げ、「弟子入り」を希望している

社会人時代に培った忍耐力を生かし、長期間にわたって活躍できる選手を目指す姿勢を示した

 竹丸選手は、指名直後の会見で「初めてもらったので、当たり前ですけど、とてもうれしいです」と喜びを表現

また、「未知の世界に飛び込むので、1年目から活躍できるように頑張ります」と心構えを語った

 理想とする投手として内海の存在を挙げた竹丸選手は、「緩急をうまく使っていて、コントロールも非常に良いイメージがあります」と述べ、自身も先輩から多くを学び、左腕エースへと成長する覚悟を固めている

 彼は最速152キロの直球に加え、多彩な変化球を駆使する投手であり、吉村編成本部長は「先発完投するピッチャーを目指してほしい」と期待を寄せている

竹丸選手は、チーム内において一定のローテーションを確保できずにいる左投手陣の中で、冷静なプレーで先発ローテを手に入れる意気込みを見せた

 竹丸選手は、鷺宮製作所で「小形電磁弁」の製造や組み立てに携わっており、工場での「ライン作業」によって得られた忍耐力をマウンドでも発揮するつもりだ

「自分の調子にかかわらず試合が作れることが強み」と考え、試合に臨む姿勢を貫いている

 また、約30人の記者が集まった前で冷静さを保ち、ポーカーフェースで質問に応答する姿が印象的だった

さらなる強化に向けて、「けがをしないことが一番

筋力や体力をレベルアップさせたい」と抱負を語る

 竹丸選手の色紙には「10年間活躍」と記されており、将来的には内海選手ほどの長いキャリアを歩む意向を明かした

「できるだけ長くプロ野球で活躍したいので、まずは10年という一つの目標があります」と決意を固め、ルーキーイヤーから確かな成績を残すことを誓った

竹丸選手が巨人からドラフト1位指名を受けて新たな挑戦をする姿勢が印象的です。特に、先輩への敬意を持ち、学び続ける姿勢が期待されます。彼がどう成長していくのか、ファンとして楽しみです。
キーワード解説

  • 左腕エースとは?:プロ野球において、左投手でチームの先発投手として活躍する選手のことを指します。特に、試合の先発を任されるような重要な役割を担うことが期待されます。
  • ドラフトとは?:日本の職業野球選手をプロ野球チームが選ぶための制度。チームは選手を自由に獲得できず、事前に設定されたルールに従い、選手の指名権を得ます。
  • 忍耐力とは?:困難や苦労に耐え続けるための力のこと。特にスポーツや仕事の場面で、精神的に持続することが重要です。

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