巨人・丸佳浩選手が語る今季総括と来季への意気込み

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◇記者コラム「Free Talking」 プロ野球の巨人に所属する外野手、丸佳浩選手(36歳)が、今シーズンを独特の表現で振り返った

「ショボいのひと言です

もう、線香花火の最後の方」と言い切ったその言葉には、自身の17年のプロキャリアに対する厳しい評価が含まれている

今季の丸選手は90試合に出場し、87安打、26打点という成績で、これらは彼のキャリアの中でも3番目に少ない数字だ

さらに、12年連続で記録していた2桁本塁打は、今年に限って6本と少なく、不本意な結果に終わったことを強く感じている

怪我の影響と年齢への言及

今季の不振の一因として、開幕前に右太ももを負傷したことを挙げている

丸選手は「体調的に良くなくて、水分が取れていなかった」と説明し、脱水からくる怪我が原因だったと語る

自身の年齢にも触れ、「そのような細かいところが、けがに繋がっちゃうのかな」と、年齢から来る影響を否定しつつも受け入れている姿があった

「あるあるネタ」で盛り上がる

また、年齢に関連するトークにおいて、丸選手は「くしゃみで腰をやる人もいるし、階段を踏み外して膝や足首とかね」と体験談を交えながら笑いを交えて話した

これは、同じチームの坂本選手と「あるあるネタ」で会話を楽しんでいる様子が想像でき、彼の明るい人柄を感じさせる

未来に向けた決意

丸選手は今季のまとめとして「阪神に独走を許した1つの原因」と自らを振り返り、次のシーズンには再び大きく打ち上げることを誓った

キャリアの節目となる2000安打まで残り71本に迫りながらも、「試合に出られるか分からない」と冷静な自己分析を行っている

そんな中でも、丸選手は18日には早くも練習に励む姿が目撃されており、来季のレギュラー争いに向けて地道に努力を重ねる姿が印象的である

アスリートとしての胆力を持ちながらも、謙虚な彼の姿がファンを惹きつける要素となっているのだろう

丸佳浩選手の今季の振り返りは、アスリートとしての心境を浮き彫りにしています。年齢や怪我の影響を受けながらも、次のシーズンへの向上心を持ち続ける姿勢は、プロ野球選手ならではのものです。彼の言動からは、単なる成績にとどまらない深い人間性を感じられます。また、彼が年齢に絡めた会話を通じてリラックスした雰囲気を持っていることも印象的でした。
キーワード解説

  • 胆力とは?:胆力とは、物事に対して落ち着きや度胸を持って臨む力のことを指します。特にプロのスポーツ選手には重要な資質とされています。
  • 脱水とは?:脱水とは、体内の水分が不足している状態を指し、運動を行うアスリートにとっては特に注意が必要です。
  • ハードル:ハードルとは、障害物を乗り越えるような困難な状況を指します。丸選手のようなプロ選手にとって、年齢や怪我を乗り越えることが大きなハードルとなります。

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