九里投手の昨季の年俸は1億4000万円とされ、これに基づく補償額は60%にあたる8400万円となる見込みです
オリックスからはプロテクトされた選手28名を除く獲得可能リストが提供されており、鈴木清明球団本部長がマツダスタジアムで記者会見を行いました
鈴木本部長は、新井監督との話し合いを踏まえ「それなりの選手はいるが、今の若い選手を使うと枠の問題が生じる」と説明しました
鈴木本部長は続けて、「フロントの方針として、リストアップした選手の中から決定していくが、監督にも最終的にお任せする」と述べ、外部からの選手獲得の方針について言及しました
現在、広島には新外国人選手のモンテロ、ファビアン、ドミンゲス、そして2年目となるハーンの4人が在籍しており、チームは“5人目の助っ人”獲得を目指しています
鈴木本部長は、育成選手との契約締結の可能性も示唆しながら、「今までリストアップした選手の中にはメジャーリーグと契約した選手がいる一方、まだ契約していない選手もいる
今の外国人選手のパフォーマンス次第で、野手への方針転換も考慮しており、より戦力になる選手を模索している」と語りました
今回の広島の決定は、今シーズンのチーム構成を見据えた賢明な選択と言えます。若手選手を育成しながらも、ターゲットを明確にして補強を進める姿勢が感じられます。プロ野球において選手の移籍はしばしば行われるため、これからの展開にも注視したいところです。
ネットの反応
広島の鈴木本部長は、金銭補償を選択した理由について、良い外国人選手を獲得するための枠を作る必要があると説明しました
しかし、ファンの間では、戦力外選手の数が少なく、球団の戦略が甘いのではないかとの声が上がっています
コメントの中には、現役ドラフトの結果やベテラン選手の整理が十分でないという意見が多く見られました
特に、九里選手の国内移籍を予想していなかったことが批判されており、枠を確保しておくべきだったという意見が強調されています
また、若手選手の育成とともに、年齢の高い選手を整理する必要性も指摘されています
このように、金銭補償の選択が果たして正解だったのか疑問視されるコメントが多く、鈴木本部長の判断に対する不安や批判が目立ちました
ファンからは「勝つ気があるのか」や「球団が甘い」という指摘が続出しており、今後の選手編成や外国人選手の獲得が注目されています
特に、当確候補の投手が少ない現状に対して、しっかりとした補強を求める声が多く見受けられ、近い将来に向けた球団の戦略に対する厳しい目が向けられています
ネットコメントを一部抜粋
鈴木本部長は戦略のミスを認めるべきです。
がっかりだよ。現役ドラフトといい、ベテランの戦力外の少なさといい、球団の読みが甘い。
九里の国内移籍を想定していなかったと言ってるようなものだ。
まあそのリストアップした外国人が取れていい選手だということを期待する。
ファンを失望させてどうすんの?
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?選手が所属チームを離れ、他チームと契約する自由な権利のこと。
- プロテクト選手とは?チームが保護する選手であり、他チームが獲得することができない選手のこと。
- 外国人選手とは?他国から日本のプロ野球チームに所属する選手のこと。