巨人・坂本勇人、盟友・長野久義の引退を語る
2025年10月26日、巨人の坂本勇人内野手が、今季限りで引退した長野久義外野手について語ったこの日、坂本は、14日に長野が現役引退を表明したことを受け、その思いを言葉に込めた
坂本は「CSで最後、打席に立つ姿を見たかったなというのはあって、そこはすごい残念ですけど、しょうがないことでもあると思う
後輩たちのためにもいろいろと勉強させてくれる先輩でした」と語った
坂本と長野の絆
長野は2010年に巨人に入団し、坂本とのコンビは「サカチョーコンビ」として知られている二人は数々の功績を残し、特に2012年の最終戦で最多安打のタイトルを共に獲得したことは、ファンの記憶に残る名シーンである
坂本にとって長野は、苦楽を共にしたかけがえのない存在であり、「同じ時代に一緒に野球できて、同じレギュラーとして
僕の中では勝手にライバルだと思ってましたし、長野さんしかいないかな、というぐらいの
負けたくないなと思いながらやってました」と振り返った
長野の後輩へのメッセージと坂本の決意
坂本は、12年の日本一を知る唯一の現役選手である長野は引退会見で「僕にはなかった努力の才能を勇人は持ってる
12年以来日本一になれていないので、日本一になってほしいと思っていますし、まだまだ若いので、もうひと花も、もうふた花も咲かせてほしい」と後輩にエールを送った
坂本はその思いを受け、「会見の中で日本一になってほしいと言ってくれてましたし、やっぱり日本一になる良さを知ってる人なので
今の若い子たちにも経験してほしいなと思う
そのために僕もまだまだ頑張らないといけないと思います」と決意を表明した
坂本選手の長野選手に対する尊敬の念が伝わってきます。長野選手の引退は巨人にとって大きな損失ですが、坂本選手の決意が新たな歴史を築くことに繋がることを期待しています。
キーワード解説
- 引退とは?引退とは、選手がそれまでの活動を終え、スポーツ界から引き離れる決断をすることを指します。特にプロスポーツ界では、選手のキャリアの終焉とともに、新たなステージへの道を開く重要な瞬間です。
- CSとは?CSは「チャンピオンシップシリーズ」の略で、プロ野球のプレーオフのことを指します。リーグの上位チーム同士が対戦し、勝者が日本シリーズに進出する重要な試合です。

