巨人、馬場皐輔選手らに戦力外通告
2025年10月24日、東京・巨人は投手の馬場皐輔選手、育成選手の坂本勇人捕手、鴨打瑛二投手に戦力外通告を行ったことを発表したここでは、馬場選手を中心に、それぞれの選手の経歴とこれからの動向について詳しく解説していく
馬場皐輔選手の経歴
馬場皐輔選手は、仙台育英高校から仙台大学を経て、2017年のドラフトで阪神タイガースに入団したリリーフとして活躍し、2020年には32試合、2021年には44試合に登板するなど、一定の実績を残してきた
2023年オフには、現役ドラフトを経て巨人に移籍
移籍後の2025年シーズンでは、2軍イースタン・リーグで37登板し、防御率は1.91という素晴らしい成績を残した一方、1軍では8登板、防御率3.68という結果になった
これまでの日本プロ野球（NPB）通算成績は115登板で7勝4敗、防御率3.48だ
育成選手の状況
育成選手の坂本勇人捕手は、佐賀県の唐津商業高校から2020年育成ドラフトで6位指名を受けて入団先輩の坂本勇人内野手と同姓同名ということで期待を集めたが、今季は2軍公式戦に一度も出場せず、支配下昇格を果たすことはできなかった
同じく育成選手の鴨打瑛二投手は、長崎の創成館高校から2021年育成ドラフトで5位指名されて入団
身長195センチの大型左腕として期待されたものの、主に3軍での経験に留まり、支配下昇格には至らなかった
今後の展望
戦力外通告を受けた選手たちは、それぞれ新たな道を模索することが求められる特に馬場選手は、移籍後の成績を考えると、他球団へのトライアウトや契約の可能性も残されている
育成選手の坂本と鴨打も、今後のキャリアをどのように構築していくかが焦点となる
今回の巨人による戦力外通告は、特に注目されている選手たちが含まれたことで多くの話題を呼んでいます。馬場皐輔選手はリリーフとして活躍し、高い防御率を記録していたことから、他球団での再起も期待されています。また、育成選手たちの今後の動向も気になるところです。
キーワード解説
- 戦力外通告とは？：戦力外通告は、プロ野球選手に対して、その選手との契約を更新しないことを通知するプロセスのことをいいます。これにより選手は移籍や現役引退など、次のステップを考える必要が出てきます。
- リリーフとは？：リリーフは、試合中に先発投手の後に登板する投手のことを指します。先発投手が疲れた時や、特定の局面での対策として登板し、チームの勝利を目指します。
- 育成選手とは？：育成選手は、プロ野球チームに所属する選手で、一定の条件を満たした場合にのみ支配下登録される選手のことをいいます。育成契約により、試合に出場しながら成長を図ることが目的です。
