阪神は先発投手ジョン・デュプランティエが1回2/3を投げる間に、7失点を喫し早期にマウンドを降ります
デュプランティエ投手は、被安打こそ4本と少なくはなかったものの、四死球（四球と死球）の影響が出て、得点を許す結果となりました
試合は悪い波が押し寄せ、先頭の柳田選手と続いて周東選手に立て続けに安打を許し、無死一、二塁のピンチに
ここでの転機となるのが、柳町選手の初球
送りバントの構えから引いたため、二塁走者の柳田選手を挟殺プレーに持ち込みタッチアウトとなりましたが、判定が不運にも四球となり、ピンチを広げる結果となりました
続く近藤選手を三振に仕留めましたが、2死となったところで栗原選手に適時打を許し、同点に追いつかれてしまいます
さらに山川選手にはカウント2-1からのストレートを捉えられ、右中間フェンス直撃の2点二塁打を被弾
チームの安藤投手コーチがマウンドへ向かうも、さらなる失点が続きました
2回には牧原選手に四球を献上し、柳田選手の打席で二盗を決められた後、周東選手に適時三塁打を打たれ、失点を重ねる展開となりました
その後、暴投も絡んで「6失点」と一気にゲームを引っかき回されます
藤川監督がベンチを出て、デュプランティエを降板させる決断をしました
2番手の岩貞選手も栗原選手に死球を与え、さらには山川選手の特大の3ランホームランを浴び、阪神は序盤から不利な展開に
先制した瞬間もあったものの、その後の3回に及ぶ悪夢のような失点に、敵地に詰めかけた阪神ファンたちの声も沈黙を迎えました
阪神投手の1試合7失点は、史上2番目のワースト記録となり、ファンの期待を裏切る形となりました
今回は阪神タイガースが早期に大量失点を喫した試合となり、特にデュプランティエ投手の早期降板が試合に与えた影響は大きかったと言えます。特に、投手陣の四死球が目立ち、安易な失点が続く結果となったため、今後の試合での改善が期待されます。
キーワード解説
- デュプランティエ投手とは？プロ野球選手で現在阪神タイガースの先発投手を務めており、球団の若手有望株の一人です。
- 四死球とは？試合において投手が与えた四球（ボール4つで歩かせる）または死球（打者に当たる球）を合わせたもので、ピンチを広げる要因となります。
- 投手コーチとは？チーム内で投手の指導や育成を担当する役職で、選手のパフォーマンスを向上させるためのアドバイスを行います。
- 特大ホームランとは？野球で非常に飛距離のあるホームランを指します。試合の流れを大きく変える可能性があります。
