石井は回またぎの熱投をしながら、さらなる信頼を築いており、「(走者が)塁に出たら行くぞ」という心構えでマウンドに臨んだ
出番は、追い上げモードに入った2-1の八回に及川投手からバトンを受けた時だった
2死二塁の場面で代打・山川に打席が回るが、ここでの与四球は彼にとって「予定通り」であった
続く野村選手を左飛で仕留め、わずか6球でリードを保った
しかし、石井の活躍はこれだけでは終わらなかった
ベンチに戻ると「もう一丁行くぞ」との指示を受け、九回も続投した
2死からヒットと打撃妨害でピンチを迎えたものの、パ・リーグ最高出塁率を持つ柳町選手を冷静に中飛に仕留め、見事に日本シリーズ初セーブを挙げた
試合後、藤川監督は「それだけのゲームだった
よくやってくれている」と石井を称賛
レギュラーシーズンでは、50試合・49イニング連続無失点という輝かしい成績を持つ石井だが、この試合でのパフォーマンスはさらに際立ったものとなった
「あした(26日)も勝てるように
そこでチームの力になれるように頑張りたい」と意気込みを見せた石井
阪神はあと3つの勝利を目指して戦い続ける
阪神の石井大智選手が日本シリーズで素晴らしい投球を見せ、試合を締めくくった。この試合では、石井選手がクローザー(試合の終盤に登板する投手)としての役割をしっかり果たし、リーダーシップを発揮した。これにより、若手の選手たちにも励みとなったことだろう。
キーワード解説
- クローザーとは?
- 与四球とは?
- パ・リーグとは?

