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オリックス山下舜平大投手、新たな「セカンドフォーク」でシーズン開幕に向けて順調な仕上がり

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オリックス・バファローズの山下舜平大投手(22)が、2025年のシーズンに向けて新たな武器である「新フォーク」の存在を明かしました

彼は1月15日、大阪・舞洲の球団施設で行った自主トレーニングでこの新球の習得について語りました

新フォークの誕生

山下投手は昨年の終盤に、今までのフォークボールの投げ方を見直し、チェンジアップを試合で本格的に投げることから始めました

この新しい投球スタイルにより、小さいフォークが使えるようになったと説明しています

「以前は空振りを狙うフォークしか使えなかったが、ストライクゾーンに落とせる感覚が出てきた」と彼は語ります

フォークボールは、投球時にボールが急激に落下する球種で、バッターにとっては打ちづらいボールです

改良を重ねた新たな武器

彼の従来のフォークボールは、2年前のキャンプで元メジャーリーガー野茂英雄氏から教わったもので、その後改良が加えられました

昨シーズンは序盤に苦戦したものの、8月と9月には防御率1点台まで持ち直しました

その再生を支えたのが、落差の小さい「セカンドフォーク」です

「この新しい技術によって、奪三振数が増加し、バッターもワンバウンドのフォークに反応するようになった」と言います

リハビリからの復帰

この日の練習中、彼は昨年9月の腰痛再発後、3度目となるブルペンでの投球を行い、31球を投げました

捕手を立たせた状態でも150キロを計測し、その順調な回復を伺わせました

しかし、「まだキャンプでの立ち位置はA組かリハビリ組かは不明」と慎重な姿勢を見せました

とはいえ、投球動作には恐怖感を感じていないとし、シーズンに向けた準備が進んでいることを強調しました

今後の展望
山下投手は「いつでも上げていける状態になるのかな」と述べ、開幕に向けた順調な仕上がりに自信を見せています

彼は最速160キロを計測した新人王右腕として、今シーズンも注目される存在です

新たな武器を手に、シーズンでの活躍が期待されています

山下舜平大投手は新たな「セカンドフォーク」を習得し、シーズンに向けた準備を進めています。故障から復帰し、トレーニングも順調に進行中です。彼の新しい技術がどのように効果を発揮するのか、今後の展開が楽しみです。
キーワード解説

  • フォークボールとは?ボールが急激に落下する投球技術で、バッターにとっては非常に打ちづらい球種です。
  • チェンジアップとは?投球速度を相手に間違わせるために、急にスピードを落とすボールです。打者はタイミングを外されることが多いです。
  • 防御率とは?投手が1試合あたり許す得点の平均値で、低いほど優れた成績です。

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