試合は、阪神が1点を追う状況で始まり、6回無死二、三塁の場面で、外野手の森下翔太選手(25)がチャンスをものにし、ソフトバンク先発の有原航平投手から150キロのツーシームを打ち返して遊ゴロに
ただ、三塁走者の近本光司選手がホームを踏み、同点に追いつく
森下選手のこのヒットが相手の逆転を呼ぶ「同点打」となり、その後に続く佐藤輝明選手の決勝打へとつながった
森下選手は試合後、「何か事を起こせば1点入ると思っていた
ショートの位置は見えていたが、自分のスイングをしようと思った」とコメントし、自信を漂わせた
この試合で阪神の初安打を記録したのも森下選手だ
初回には、プロ3年間の初対戦となる有原投手から三塁線を破るヒットを放ち、期待感を持ってゲームを進めることができた
2023年日本シリーズでは新人史上最多の7打点を叩き出し、その活躍が評価されて優秀選手賞を受賞した経験もある
森下選手は「短期決戦では最後に1点多く取ることが勝利につながる
これを積み重ねることで日本一になれると思う」とコメントし、今シリーズの開幕を盛り上げた
今後、更なる活躍が期待される
今回の試合は、阪神が逆転勝利を収めるという結果となり、森下選手の活躍が光った。彼の言葉にもある通り、短期決戦では一打に賭ける重要性が強調され、今後のシリーズでも注目される。勝負の行方が気になる中、この試合での経験が今後の戦いにどれだけ生かされるかがポイントとなるだろう。
キーワード解説
- ツーシームとは?ツーシームは、投手が投げるボールの種類で、バッターから見ると通常のストレートよりも横に動くことが特徴のボールです。
- 同点打とは?同点打は、試合でチームが得点を入れ、相手と同じ点数に追いつくためのヒットや打球を指します。
- 短期決戦とは?短期決戦は、複数の試合を行うトーナメント形式ではなく、一発勝負で勝者を決定する試合のことです。

