試合は福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガースの戦いとなり、阪神が予想外の展開に見舞われたが、坂本誠志郎捕手(31)の行動が多くの賛辞を呼んだ
試合が始まると、阪神先発のデュプランティエは初回に早々と3失点を喫し、続く2回にもリズムを取り戻せず、結局7失点で早々と降板することとなった
また、2番手の岩貞も3回に打球が左肩付近に直撃するというアクシデントに見舞われ、試合開始から2回までに8点差をつけられるという厳しい状況となっていた
そんな中、4回裏の山川穂高の打席で起こったアクシデントが注目を集めた
山川が放ったファウルボールが、審判の有隅球審の顔面のプロテクターに直撃した
この衝撃で有隅球審はふらつき、周囲が心配する中、坂本捕手はすかさず駆け寄り、球審の肩を抱き寄せて無事を確認した
この心温まる行動に対し、ネット上では「坂本捕手は絶対いい人」「阪神の坂本ファンになった」「心配している姿が印象的だった」など、称賛の声が続々と寄せられた
坂本捕手の人柄を垣間見るこの行動は、試合の厳しい状況を一瞬和らげるものであり、彼のチームへの責任感やリーダーシップを象徴している
試合は結果的に阪神にとって厳しいものとなったが、坂本捕手の行動はファンの心に残るシーンとなった
今回の日本シリーズ第2戦では、試合内容以上に坂本捕手の人柄が強調される結果となりました。意外な展開が続く中、選手同士、また審判を気遣う姿勢が大切だと感じさせられます。坂本捕手の行動は、単なるスポーツマンシップを超えて、みんなが彼に共感する理由になるのでしょう。
キーワード解説
- SMBC日本シリーズとは?:野球の日本一を決定するために行われるプロ野球の最高峰のシリーズです。
- 捕手とは?:野球におけるポジションの一つで、ピッチャーから投げられるボールを受ける役割を持つ選手のことを指します。
- ファウルボールとは?:打ったボールが、打者や捕手が守る範囲外に飛んでいく球のことです。プロテクターを装着している審判でも危険が伴います。
- プロテクターとは?:キャッチャーや審判が身に着ける防具で、体を守る役割があります。

