阪神・大山、打率苦戦も次戦への期待高まる

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◇SMBC日本シリーズ2025 第2戦 阪神1―10ソフトバンク(2025年10月26日 みずほペイペイD) 今シリーズにおいて、阪神タイガースの大山選手が厳しい状況に立たされています

2試合で計8打席ノーヒットという成績は、彼にとって非常に珍しいことです

この日の試合でも、阪神が初回に佐藤輝選手の右前打で先制点を挙げた後、続く1死一、三塁の場面で大山は空振り三振に倒れました

大山が空振り三振をした際の球は、相手投手の上沢選手が投げたフォークボールでした

この球は完全にボール球だったため、大山の判断ミスが感じられました

1点でも挙げておけば、試合の流れは変わっていたかもしれません

大山の打撃力はチームにとって大切であり、3番の森下選手、4番の佐藤輝選手が良い状態にあるため、5番の大山がつながればさらなる得点に結びつく可能性があります

しかし、大山のスイングシルエットからは、状態が悪いとは言い切れません

初戦の9回に杉山選手から放った打球は左翼フェンスギリギリまで飛んだもので、内容は悪くありませんでした

しかし、打席に立つ前からデータや傾向を入念に分析する彼のスタイルは、時にはスイングを迷わせる原因ともなります

大山選手の特長は、打席に立つ際に的確な配球を読むことです

彼の打撃スタイルは、相手捕手との勝負に重きを置くものであり、この時期には捕手である海野選手との間に少しズレが生じているのかもしれません

しかし、彼は凡退した8打席のデータをしっかりと自らの分析に活かしていく選手です

今後の試合でのアジャスト感が期待されます

第3戦、第4戦と試合が進むにつれ、大山選手には打席が増えるため、逆転のチャンスがあります

そして、この日は阪神打線の持ち味である機動力や犠打、進塁打などが発揮されにくい状況でした

そのため、彼たちの戦法が泥臭く得点を重ねる展開にはなりませんでしたが、大差での敗北はストレスを軽減させる一要因となるでしょう

初戦は僅差の試合を制し、今回の敗北も開き直りやすい状況です

敵地で1勝1敗という結果は悪くなく、今後、再び甲子園に戻れることを期待しています

今回の試合では阪神・大山選手がノーヒットに終わりましたが、彼の技術や経験を考慮すると、次の試合での挽回が期待されます。特にデータを基にした打撃戦略は、彼にとって大きなアドバンテージとなるでしょう。チーム全体の状態も良好であるため、次戦での活躍を楽しみにしたいです。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:フォークボールは、投手が多く使用する変化球の一つで、投げるときに指先でボールをつまんで投げるため、落ちる軌道を持ちます。このため打者は空振りをすることが多く、打たれにくい球種です。
  • 打席とは?:打席は、バッターがボールを打つための位置に立つことを指します。打席に立つことで、バッターは投手の投球を待ち構え、適切なタイミングでボールを打とうとします。

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