先発投手の茨木秀俊(いばらき ひでとし)選手(21)は3年目の高卒右腕であり、7回を投げ、5安打1失点と安定した投球を見せた
試合は、福島圭音(ふくしま けいおん)選手(24)の5回に放った先制打で阪神がリードを奪った
しかし、6回には中堅守備において、二塁手への中継送球がワンバウンドになり、一走を悠々とホームへ帰す結果となってしまった
このプレーに対し、平田勝男(ひらた かつお)2軍監督(66)は厳しい指摘を行った
また、阪神の育成選手であるコンスエグラ(25)は、4打数4安打という素晴らしい成績を残しており、その活躍も注目を集めた
平田監督はポジティブなフィードバックを与えつつも、全体的なチームの改善点について言及した
平田監督の一問一答
茨木選手について
「真っすぐとのコンビネーションや、チェンジアップも良かった球数も少なかったので7回も行ってもらった
ルーキーらしからぬ安定感があった」
成長を感じる部分
「三振を取るシーンも見えてきた今年は前半の腰のけがで出遅れたけど、ここにきて意識して投げている」
改善すべき点
「スピードがもうちょっと欲しい部分があるが、腕の振りは良いので期待が持てる1軍のローテーション入りには、さらにストレートの威力を強化していく必要がある」
守備に関する課題
「福島選手の守備ミスがこの試合の結果にも影響した打つだけでなく守備や走塁も重要であり、1軍に上がるためには正確なスローイングが求められる」平田監督は、守備や走塁でのミスを軽視せず、プレイヤーが自覚を持つことの重要性を強調している
今後は秋季キャンプを通じて、さらなる成長が期待される
今回の試合では、阪神の若手選手が好投や好打を見せたものの、守備面でのミスがチームの敗北につながった。平田監督が指名した若手選手への期待と、同時に守備力向上への厳しさが印象的だった。監督の発言から、選手たちが更なる成長を遂げることを期待したい。
キーワード解説
- 茨木秀俊とは?:チームの若手投手で、3年目の高卒右腕。良い球速と安定したコントロールで、今後の成長が期待されている選手。
- 福島圭音とは?:外野手として先制打を記録した選手で、守備や走塁の面でも成長が求められている。
- 中継とは?:野球において、球を別のポジションに送るプレーのことで、正確さが重要となる。

