阪神、逆転負けも若手投手の好投が光る。平田監督が課題を指摘

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(みやざきフェニックス・リーグ、阪神1ー2ソフトバンク、25日、アイビー)阪神はソフトバンクとの対戦で1ー2の逆転負けを喫した

先発投手の茨木秀俊(いばらき ひでとし)選手(21)は3年目の高卒右腕であり、7回を投げ、5安打1失点と安定した投球を見せた

試合は、福島圭音(ふくしま けいおん)選手(24)の5回に放った先制打で阪神がリードを奪った

しかし、6回には中堅守備において、二塁手への中継送球がワンバウンドになり、一走を悠々とホームへ帰す結果となってしまった

このプレーに対し、平田勝男(ひらた かつお)2軍監督(66)は厳しい指摘を行った

また、阪神の育成選手であるコンスエグラ(25)は、4打数4安打という素晴らしい成績を残しており、その活躍も注目を集めた

平田監督はポジティブなフィードバックを与えつつも、全体的なチームの改善点について言及した

平田監督の一問一答

茨木選手について

「真っすぐとのコンビネーションや、チェンジアップも良かった

球数も少なかったので7回も行ってもらった

ルーキーらしからぬ安定感があった」

成長を感じる部分

「三振を取るシーンも見えてきた

今年は前半の腰のけがで出遅れたけど、ここにきて意識して投げている」

改善すべき点

「スピードがもうちょっと欲しい部分があるが、腕の振りは良いので期待が持てる

1軍のローテーション入りには、さらにストレートの威力を強化していく必要がある」

守備に関する課題

「福島選手の守備ミスがこの試合の結果にも影響した

打つだけでなく守備や走塁も重要であり、1軍に上がるためには正確なスローイングが求められる」平田監督は、守備や走塁でのミスを軽視せず、プレイヤーが自覚を持つことの重要性を強調している

今後は秋季キャンプを通じて、さらなる成長が期待される

今回の試合では、阪神の若手選手が好投や好打を見せたものの、守備面でのミスがチームの敗北につながった。平田監督が指名した若手選手への期待と、同時に守備力向上への厳しさが印象的だった。監督の発言から、選手たちが更なる成長を遂げることを期待したい。
キーワード解説

  • 茨木秀俊とは?:チームの若手投手で、3年目の高卒右腕。良い球速と安定したコントロールで、今後の成長が期待されている選手。
  • 福島圭音とは?:外野手として先制打を記録した選手で、守備や走塁の面でも成長が求められている。
  • 中継とは?:野球において、球を別のポジションに送るプレーのことで、正確さが重要となる。

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