広島は16日、九里に対する人的補償として金銭を選択したことを発表した
オリックスの先発ローテーション強化に期待される九里
昨季はリーグ5位と低迷したオリックスは、若手選手の成長不足が影響し、特にメジャー移籍した山本由伸選手の穴を埋めることができなかった期待を寄せられていた山下舜平太選手と東晃平選手が共に怪我で長期離脱し、左腕エースの宮城大弥選手も防御率1.91と健闘するも、規定投球回に到達せず、チームは結果を残せなかった
九里の実績とオリックスの期待
九里は2023年シーズンに両リーグでトップの投球回を記録し、8年連続で110回以上の投球を達成しているこのようなイニングイーターは、2023年のオリックスにとって非常に重要で、先発の補強が急務とされていた
九里と山本の過去の成績を比較しても、特に投球回と完投数で九里が優位に立っており、オリックスにとって理想的な補強であると言える
広島が選んだ金銭補償の意図
一方で、広島は九里の移籍に伴い、人的補償を選択せず金銭を選んだことに疑問の声も上がる広島の戦略がどのように機能するか注目されており、将来的なチーム構成にも影響を与える可能性がある
九里亜蓮選手のオリックス移籍は、チームの先発ローテーションの強化を図る上で非常に戦略的な決断である。若手投手が多いオリックスにおいて、九里のように安定した成績を残す選手が加わることは、リーグ優勝を目指す上での重要な要素となるだろう。
ネットの反応
広島カープが選手のFA移籍に伴う補償として、オリックスから九里の人的補償を金銭で受け取ることを選びました
この選択は多くのファンから疑問の声を呼んでいます
特に、広島フロントの判断に対する不満が散見され、選手選考や編成に関する意見が寄せられています
多くのコメントでは「必要のないベテランを贔屓して残し、枠パンパンになって苦し紛れの金銭」といった指摘があり、フロントの編成ミスを非難する声が上がっています
また、「本気で勝ちに行くのなら複数年低迷しているベテランを整理するべきだ」という意見もあり、チームの勝負に対する姿勢に不安を抱くファンが多いことがわかります
「ファンを失望させてどうするの？」とのコメントからは、ファンに対する配慮が欠けているとの声も聞かれました
このように、フロントの決定がファンの期待を裏切ったとの意見が強く、広島が本気で勝ちに行く姿勢が伝わってこないという意見が見受けられます
一方、オリックスの側からは「オリックスはしてやったり」と、九里選手の獲得を喜ぶ声があり、選手の能力が期待されていることがうかがえます
しかし、選手層においては「現場の監督やコーチ、選手からすると金銭補償は実感がない」という意見があったり、金銭が具体的な強化につながらないという懸念も見られます
全体的に、フロントの判断に対してファンが抱く不満は大きく、選手育成や編成の見直しが必要ではないかとの意見が目立ちました
具体的な選手の入れ替えや補強が行われなければ、今後のシーズンに向けてファンの信頼を回復するのは難しいのではないかと考えられます
ネットコメントを一部抜粋
必要のないベテランを贔屓して残し、枠パンパンになって苦し紛れの金銭。
本気で勝ちに行くのなら複数年低迷しているベテランを整理するべきだ。
ファンを失望させてどうするの？切るべき選手を切らなかった編成のミス以外の何ものでもない。
現場の監督やコーチ、選手からしたら、金銭補償というのは実感がなさそう。
そもそも支配下枠が残り2枠しかないんだから選手獲得したくても出来ないでしょ。
キーワード解説
- 海外フリーエージェント（FA）とは？：選手が所属するチームから自由に移籍先を選べる制度で、選手の選択肢が広がる。
- 先発防御率とは？：先発ピッチャーが試合で許した失点を基に算出された防御率で、投手の実力を示す指標。
- 金銭補償とは？：契約や移籍に際して、選手の代わりに支払われる金銭のこと。
- イニングイーターとは？：多くのイニングを投げ続けることができる投手を指し、投手が試合を長く持たせるのに重要な役割を担う。
