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ソフトバンク、巨人から伊藤優輔投手を人的補償で獲得

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ソフトバンクは1月16日、国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した甲斐拓也捕手(32)の人的補償として、伊藤優輔投手(28)を獲得したことを発表しました

この決定は、FA移籍による補償選手の獲得という形で行われ、伊藤にとって新たな挑戦の舞台が用意されました

伊藤選手は東京・小山台高校から中大を経て三菱パワーに入社し、2021年にはドラフト4位でプロ入りしました

高校時代には「都立の星」として名を馳せ、2年秋の都大会でベスト8に進出しましたが、3年春のセンバツ大会では強豪・履正社に8イニング11失点で敗退しました

大学時代は1年生から登板し、39試合で8勝13敗、防御率4.34という成績を残しました

プロ入り当初は最速156キロの速球を投げる即戦力として期待されましたが、怪我に見舞われ、特に右肘を痛めた影響で1年目には一軍での登板がありませんでした

その後、秋には右肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受け、育成選手として契約を結ぶことになります

しかし、4年目の昨年7月に支配下選手契約を結び、1軍では8試合に登板して防御率1.04と好成績を収めました

これにより、ソフトバンクでの活躍が期待されることとなりました

伊藤優輔選手の移籍は、ソフトバンクが新たな投手力強化を図る中で期待される情報です。特にトミー・ジョン手術からの復帰を果たし、防御率1.04という成績を残している点は見逃せません。実力が発揮できれば、チームの力となる可能性が高いでしょう。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?:選手が一定期間チームに所属した後、他チームと契約する権利を持つ制度のこと。
  • トミー・ジョン手術とは?:野球選手が受ける肘の靭帯再建手術で、再起をかけるための重要な手術として知られています。
  • 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、投げたイニングに対して与えた失点の数を計算したもの。防御率が低いほど投手の成績が良いことを意味します。

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