中日、3選手との契約見送り育成契約を提案

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中日ドラゴンズは27日、名古屋のナゴヤ球場において、土生翔太投手(24)、津田啓史内野手(22)、山浅龍之介捕手(21)に対し、来季の契約を結ばない旨を通告した

この決定は、秋季練習後に行われた

球団はこの3選手に、いずれも育成契約を提案している

育成契約とは、選手がチームの一軍に昇格する機会を維持しながらも、契約金が少ないまたは無い状態での契約を意味する

選手としての将来性を考慮し、より多くの時間をかけて成長を期待するものである

選手たちの背景

津田選手は横浜高校を経て、三菱重工Eastから2023年のドラフトで中日に入団した

期待された強打の内野手ではあったものの、プロ入りした1年目は一軍の出場機会すら得られず、2年目には初めて昇格するも、出場した5試合で3打席立ったもののすべて三振という結果であった

津田選手の心境

「この2年間、ドラゴンズに対して何も還元できなかったので、覚悟はできていた」と津田選手は悔しそうに話した

また、球団からの育成契約の打診については、「いったん育成になって、来年また1軍の戦力としてまた上がってきてほしい」と期待を寄せられたことを述べつつ、「ほんとにさっき言われたので、いろいろなことを選択肢に入れて考えていきたい」と続け、今後の選択については思案する意向を示した

他の選手の動向

土生選手と山浅選手は現役続行の意向を示したが、育成契約を受けるかどうかについては、今後の判断に委ねられている

中日ドラゴンズの決定は、選手と球団双方にとって重要なターニングポイントと言えるでしょう。若手選手に対する育成の要望は、高い期待を伴っていますが、選手自身の心境や今後の選択がチームの未来を左右することにもなると思います。育成契約を受け入れることで、再び一軍に戻るチャンスを得られるかが鍵となります。
キーワード解説

  • 育成契約とは?:選手が一軍に昇格する可能性を保ちながら、契約金が少ない状態で契約することを指します。これにより選手は成長を図る機会を得ます。
  • 期待とは?:選手が持つ能力や可能性に基づき、将来的に成績を残すことを見込むことを表します。

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