ソフトバンクが板東湧梧投手との契約を解除
2025年10月27日、福岡市のペイペイドームにおいて、福岡ソフトバンクホークスは板東湧梧投手(29)に対し、次シーズンの契約を結ばない方針を伝えた板東投手はこの通告に際し、「このままでは終われない
この通告は終わりでもあるし新たなスタートでもある
プロ野球の楽しさが色濃く残っている」と、前向きな姿勢を示した
選手としての実績
板東選手は、2019年にJR東日本からドラフト4位で入団し、入団から数年でチームの重要な一員となった特に2021年には中継ぎとして自己最多の44試合に登板し、2敗1セーブ、16ホールド、防御率2.52という好成績を記録した
2022年には先発としても起用され、レギュラーシーズンの最終戦で優勝をかけたロッテ戦に先発し、5回を無失点に抑える見事な内容を披露した
契約解除の背景
しかし、2024年と2025年は1軍での登板機会がなく、これが影響し今回の契約解除に至った2025年のウエスタン・リーグでは最優秀防御率(2.48)と最高勝率(81.8%)を達成したものの、1軍でのパフォーマンス不足が続いた
今後への希望
板東選手は現役続行を希望しており、「後悔はたくさんありますが、自分を信じきれなかった悔しさが残っています」と述べ、今後のキャリアへの意欲を示した通算成績
| 登板試合数 | 114 |
|---|---|
| 勝利数 | 10 |
| 敗北数 | 11 |
| セーブ数 | 1 |
| 防御率 | 2.91 |
キーワード解説
- 契約解除とは?:契約解除とは、ある契約が正式に終了することを意味します。特にスポーツでは、選手とチームの契約が更新されないことを指します。
- 防御率とは?:防御率とは、投手が与えた失点を基に算出される指標で、低い数値が良い投手を示します。通常、数字が2.00以下であれば良い成績とされます。
- 中継ぎとは?:中継ぎとは、先発投手の後に登板し、試合を引き継ぐ投手のことを指します。試合展開によっては試合を左右する非常に重要な役割です。

