彼は「数字見ても分かる通り、キャリアで一番ダメな年だったと思います」とコメントしています
益田選手は昨季まで6年連続で20セーブ以上を上げており、昨シーズンも25セーブを記録
また、通算では243セーブを挙げ、名球会入会の条件となる250セーブまであと7つに迫っていました
このような状況で迎えた2025年シーズンは、彼にとって特に厳しいものでした
初の登板となった3月29日のソフトバンク戦では、5-4の10回裏に登板し見事に初セーブをマーク
しかしその後の登板が続かず、4月にはサヨナラ負けを喫するなど、不安定なパフォーマンスが目立ちました
シーズンを通しては22試合に登板し、1勝4敗2ホールド5セーブ、防御率は4.35と、期待されたパフォーマンスには及びませんでした
益田選手は「通算250セーブのプレッシャーもあったのだろうか」と振り返り、今季の不振について「肩、肘ができていない
スピードも上がらないという感じでした」と述べました
一軍登録後も登板間隔が空き、苦しいシーズンを強いられました
10月17日からはZOZOマリンスタジアムで秋季練習に参加しており、今後のシーズンに向けたトレーニングに取り組んでいます
益田選手は「ランニングはそのままに、トレーニングを少し増やしています」と新たな取り組みを行っていることを明かしました
今季はカットボールも投げていましたが、来季に向けてはストレート、シンカー、スライダーの3球種に重点を置く考えです
チームは今季2017年以来の最下位に終わり、選手の若返りが進んでいます
益田選手は「年齢は関係ないと思うので、しっかり足掻いて頑張ろうと思います」ともコメントし、再び9回の勝ち試合のマウンドを勝ち取りに挑む意気込みを見せています
益田選手の2025年シーズンの振り返りは、多くの熱心なファンにとって非常に興味深いものです。数字的に問題を抱えながらも、自らの成長や変化に対する意欲を見せています。このような姿勢は他の選手にも良い影響を与えることでしょう。
キーワード解説
- セーブとは?試合の重要な局面で試合を締めくくる投手の役割を果たすことで、印象に残る成績の一部です。
- 防御率とは?投手が与えた得点と登板回数を基に算出される指標で、投手の実力を測るための要素の一つです。
- カットボールとは?ボールが直進しながらわずかに横に曲がる球種で、打者を騙すために使われることが多いです。

