東京六大学野球で東大・渡辺向輝投手が最後の登板、現役引退を決意

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東京六大学野球:東大学生、最後のマウンドで示した決意

2025年10月28日、東京六大学野球において、東京大学のエース渡辺向輝投手(4年、海城高校出身)が選手人生最後のマウンドに立った

試合は法政大学との対戦で、渡辺投手は4点ビハインドの4回から3番手投手として登板した

彼は2回1/3を投げ、45球を投じたが、4失点を喫し、6回途中で降板することとなった

危機を乗り越えた渡辺投手

この試合の重要な場面は4回で、2死一、三塁の危機を迎えたが、ヤクルト1位指名の法政4番松下選手を内角の速球で見逃し三振に仕留め、何とかこの難局を切り抜けた

5回には先頭打者にソロ本塁打を浴び、続く6回でも1死から4連打により3失点した

父の背中を追って

渡辺向輝投手は、元ロッテの渡辺俊介氏の長男であり、父同様にアンダースロー投法を駆使して戦ってきた

彼はプロ志望届を提出したが、23日のドラフトで指名漏れとなり、今季限りでの現役引退を決意した

彼は「下級生の頃から投げている神宮が最後になるのは寂しいですけど、必ず勝ちたい」という強い意気込みを語っていた

今後の人生
渡辺選手は、今後内定を受けた一般企業での新たな一歩を踏み出す予定だ

試合を通じて、彼は仲間をベンチから鼓舞し続け、人生の一区切りを迎えた

父親が観客席から見守る中、彼の選手生活は幕を下ろした

渡辺向輝選手の最後のマウンドは、彼の選手人生の集大成とも言えるものであり、父の渡辺俊介氏から受け継いだアンダースロー投法を駆使して強豪たちと戦い抜いた。選手としての苦楽を分かち合ってきた仲間を鼓舞する姿は、彼の人間性を物語る。
キーワード解説

  • アンダースロー投法とは?
  • プロ志望届とは?

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