SMBC日本シリーズ2025第3戦、阪神・才木の力投が光る試合展開

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◇SMBC日本シリーズ2025 第3戦 阪神―ソフトバンク(2025年10月28日 甲子園)「SMBC日本シリーズ2025」の第3戦では、阪神タイガースが福岡ソフトバンクホークスと対戦し、阪神の先発投手・才木浩人(26)が見せ場を作った

試合は緊迫感のある展開で進み、特に3回にはヒヤリとする打球も飛び出した

そのシーンは3回1死二塁で訪れた

打席にはパ・リーグのDH(指名打者)ルールにより貴重な存在である投手のモイネロが立った

モイネロは左打席に立ち、2球目の外角直球を打ち返し、打球は右翼ポール際へ

ギリギリのところでファウルと判定されたが、逆転となる2ランホームランのような打球にスタンドからは「わ~」という悲鳴に似た歓声が上がった

結局、モイネロはこの回で三ゴロに打ち取られてしまったが、この場面で2死一二塁というピンチを迎えた才木は、最後に周東を空振り三振でしっかりと締めくくった

試合の入り方としては、才木は初回を3者凡退に斬り、見事な立ち上がりを見せた

先頭打者の柳田をわずか一球で二ゴロに仕留め、続く周東も外角寄りの直球で空振り三振に抑えた

最後は154キロの直球で柳町を遊ゴロに打ち取った

この初回は8球全て直球勝負を仕掛け、球速は全て150キロを超えており、才木の快調なピッチングが光った

試合の展開が緊迫していたこともあり、才木選手のピッチングは非常に興味深かったです。特にモイネロ選手との対戦では、1打席で逆転のチャンスを握られる場面もあり、まさに勝負どころでした。才木選手がその危機を乗り越えたことで、チームに勢いが生まれる瞬間を感じました。
キーワード解説

  • 才木浩人とは?阪神タイガースの若手投手で、持ち球は速球と変化球。今季の活躍が期待されている選手。
  • パ・リーグとDH制とは?パ・リーグでは投手の代わりに打席に立つ打者(DH)が試合に出ることができる制度。これにより、打撃力が向上する。
  • 空振り三振とは?投手が投げた球を打者が空振りし、ボールがキャッチャーの手に納まることでアウトになることを指す。

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