昨季、中日ドラゴンズで自身最多の43セーブを記録し、セーブ王に輝いたライデル・マルティネス投手(28)が巨人に加入したことが、その火花を散らしています
昨年、ルーキーとして抑えを務めた大勢投手(25)は、マルティネスの加入に対し、「そう簡単には譲れない」とコメント
大勢はオフシーズンにハワイでの旅行よりも、体のケアを優先し、来季に向けて万全の準備を整えています
彼は「クローザーとしての重圧がかかるが、その中でこそ成長できる」と強い意気込みを見せています
大勢は、最近のクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージで感じたプレッシャーに対し、「そのプレッシャーの中でできることは、野球人生にプラスになる」と話し、クローザーのポジションにこだわり続ける姿勢を表明しました
一方、マルティネスの存在は大勢だけでなく、巨人全体に新たな競争をもたらしています
昨年末には、故障からの復帰を目指し、WBCで共闘したカブスの今永昇太投手(31)から理論的な投球法を学び、「呼吸法を安定させることでけがのリスクを減らすことができた」との手応えを感じています
ファンからの応援も大勢の支えとなっており、「抑え、頑張って」といった声が多く聞かれることから、彼の成長を期待するファンが大勢いることが伺えます
今季、巨人が誇る守護神争いは、マルティネスと大勢が織りなす新たなドラマから目が離せない状況です
巨人の守護神争いは、プロ野球の魅力の一つであり、ライデル・マルティネスと大勢投手の競争がチーム全体に良い影響を与えることでしょう。若手選手が経験を元に成長し、チームの活性化に貢献する姿には、多くのファンが期待を寄せています。
キーワード解説
- 守護神とは?:野球における守護神(クローザー)は、試合の最後のイニングを任される投手のことです。セーブの可能性が高い場面で登板し、試合を締める役割を担っています。
- セーブとは?:セーブは、投手が試合の終盤においてリードを守る役割を果たした場合に与えられる記録です。特に守護神の投手にとって重要な指標です。
- クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球のポストシーズンに行われるトーナメント形式の試合で、リーグの代表チームを決定するための戦いです。