ソフトバンク、阪神を逆転して日本シリーズで2勝1敗に

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 「SMBC日本シリーズ2025、阪神1-2ソフトバンク」(28日、甲子園球場)において、ソフトバンクが逆転勝利を収めた

これにより、通算成績は2勝1敗となった

 試合の流れを変えたのは、主砲の一打だった

ソフトバンクは1点を追う四回、1死の場面で山川が阪神の先発・才木のスライダーを捉え、バックスクリーン左に同点ソロを打ち込んだ

これにより、彼の活躍は26日・第2戦での3ランに続く連続ヒットとなった

この同点ホームランで場内のタカ党が湧き上がり、山川はダイヤモンドをゆったりと一周する間に、お決まりの「どすこいポーズ」を決めた

 その後の六回、1死では柳町が右翼線への適時三塁打を放ち、逆転に成功した

才木はこの六回途中で降板し、今季セ・リーグ最優秀防御率のタイトルを保持していたが、その好投が崩れたことで、ソフトバンクが主導権を握ることとなった

 投手陣では、先発のモイネロが6回4安打1失点という好投を見せた

初回には佐藤輝に右越えの適時二塁打を浴び先制点を許したものの、その後はテンポよくアウトを積み重ね、リズムを保った

七回からは藤井が登板し、無死一塁から代打・高寺をフォークで空振り三振に切ったが、暴投により1死三塁のピンチを招いた

それでも近本と中野を連続三振に仕留め、切り抜けた

 この接戦を制したことで、ソフトバンクは2勝1敗と勝ち越しに成功し、敵地・甲子園での大きな白星を手にした

ソフトバンクが再び阪神に勝利したことは、シリーズの流れを大きく変える結果となる。主力選手の活躍が目立ち、特に投手陣の好投は今後の試合にも良い影響を与えるだろう。敗れた阪神も次の試合で反撃を期待したい。
キーワード解説

  • 逆転勝ちとは?試合で相手を追い抜いて勝つこと。
  • 同点ソロとは?試合中に1点差を同点にするホームランのこと。
  • 適時三塁打とは?ランナーがいる時に打たれて、進塁ができる三塁までのヒットのこと。
  • 投手とは?試合でボールを投げる役割を持つ選手のこと。
  • 暴投とは?捕手が捕れないボールを投げてランナーが進塁すること。

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