阪神・及川雅貴、好投もチームは連敗中

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2025年10月28日、甲子園にて行われた「SMBC日本シリーズ」第3戦で、阪神タイガースの及川雅貴投手(24)が見事なピッチングを見せたものの、チームはソフトバンクホークスに1-2で敗北し、連敗を喫した

及川のピッチング内容

及川投手は、第3戦で2番手として登板

先発の才木浩人投手(26)が6回に勝ち越しを許し、一死一、三塁の局面でマウンドに上がった

及川は、打席に立った5番打者・栗原に対し、フルカウントという緊迫した状況で力強い直球を投げ込み、結果的に詰まった打球を二塁方向に打たせる

二塁手の中野がすばやく捕球し、ベースを踏んでから一塁へ送球することで、見事な併殺を完成させた

これにより、大きなピンチを切り抜けた

回またぎの活躍

さらに、及川は7回にもマウンドに上がると、今宮、牧原大、海野をわずか9球で三者凡退に抑えた

及川の今季の防御率は0.87と素晴らしい数字を記録しており、この試合でもその実力を証明した

試合後、及川は「試合は勝てませんでしたが、最後までわからないゲームが続いたので、1点でしのげてよかったと思います」と語り、次戦に向けて「負けないように頑張ります」と意気込みを話した

チームの状態

阪神の自慢の投手陣、及川を含む才木、石井、岩崎が2失点に抑えたが、虎打線が奮起できず、1-2で2連敗となった

これにより、対戦成績は1勝2敗となった

及川雅貴投手の好投は光るものの、チーム全体が連敗中というのは少々厳しい状況です。打撃力が向上しないと勝利を掴むのは難しいだけに、次の試合で打線がどのように奮起するか注目です。
キーワード解説

  • SMBC日本シリーズとは?: 日本のプロ野球で最も権威あるチャンピオンシップシリーズであり、セ・リーグとパ・リーグの優勝チームが対戦する。
  • 併殺とは?: 守備側が一度のプレイで2人の走者をアウトにすること。特に、二塁と一塁の走者が関わるダブルプレーが代表的。
  • 防御率とは?: 投手が相手チームに失点をどれだけ許したかを示す指標で、具体的には、9イニング(1試合)あたりの自責点数を基に算出される。

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