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広島、FA移籍九里亜蓮投手の補償を金銭で求める方針を発表

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2025年1月16日、広島東洋カープは、オリックス・バファローズにFA移籍した九里亜蓮投手(33)に対する補償を人的ではなく金銭で求めることを正式に発表した

この決定は、オリックス側からプロテクトリストが届いた8日以降に検討されてきたものである

プロテクトリストとは、移籍に際して選手が保護される選手の一覧であり、このリストに入っている選手は他球団に移籍させることができない

昨オフの移籍時に、西川龍馬外野手(30)がオリックスに移籍した際、広島は日高暖己投手(20)を人的補償として獲得している

今年は支配下選手枠が上限の70に対し、現在68選手まで埋まっている状況であり、今後の人員調整が必要だ

選手の支配下登録とは、プロ野球選手が所属する球団の抱える選手の枠の中で、試合に出場できる選手のことを指し、また、育成選手からの昇格や緊急時の補強が求められる中で、複数の枠を空けておきたい意向があったという

これが金銭補償という選択に繋がったと見られる

広島の九里亜蓮投手のFA移籍に伴う補償について金銭で求める方針が決定されたのは、育成選手や緊急補強といった球団の事情が影響していると考えられます。この決定は、選手枠の管理がいかに重要かを示すもので、今後のチーム編成にも影響を与える可能性があります。
ネットの反応

広島カープの九里亜蓮選手がオリックスへFA移籍する際、補償として金銭が求められたことを受けて、ネット上では様々な意見が出ています

多くのファンはフロントに対して厳しい意見を寄せており、特に「使えない選手を長く飼っているからこのような事態になった」という指摘がありました

また、カープの運営について「身売りしたほうがよい」といった過激な意見も見受けられました

一方で、FA制度において人的補償ではなく金銭補償が選ばれたことに賛同する声もあります

「FAは選手の権利であり、人的補償を伴うべきではない」という意見があり、この制度の見直しを求める声も上がりました

公開された補償額が8000万円であり、この金額は不要な選手を整理することで容易に確保できたのではないかとのコメントもあり、ベテラン選手の整理が不十分であったとも指摘されています

ファンたちの中には、新監督の方針に対して疑問を感じる声もあり、「今後の戦略に不安を感じる」といった意見があったり、現役ドラフトの選手獲得に関しても「戦力が充実しているオリックスから選手を獲れなかったのは痛い」との指摘がありました

その一方、金銭補償に対しては「妥当だと思う」といった肯定的な意見もあり、カープを「家族のようなチーム」と称賛するコメントもありました

全体的にフロントや戦略に対する厳しい視線が強まる中、ファンはチームの未来に対して期待と不安が入り混じる複雑な心情を抱いているようです

ネットコメントを一部抜粋

  • 枠がないから金銭にしましたとかフロントの失態だろ。
  • もうカープは身売りした方がいい。
  • 本来はこうあるべき。FAは個人の権利として行使するもの。
  • 支配下枠に余裕を持たせなかった広島の戦略的なミスだったな…。
  • カープは選手、ファン、フロント、みんな家族!
キーワード解説

  • FA移籍とは?:自由契約選手が他のチームと契約する権利を持つことを意味します。
  • プロテクトリストとは?:移籍を希望する選手の中から、他球団に取られないように選択された選手のリストのことです。
  • 支配下選手枠とは?:プロ野球の球団が保持できる選手の数の限度で、ここに登録された選手は試合に出場できる選手です。

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