掛布氏は1977年にプロ入りし、そのキャリアの中で数々の名場面を生み出しました
記者会見で振り返る思い出の一打
掛布氏は、1985年に甲子園球場で行われた伝説の「バックスクリーン3連発」について言及しましたこの試合では、ランディ・バース、岡田彰布との共演が話題となり、今なおファンの心に残る名場面です
初のホームランと野球への思い
特に印象に残っているのは、プロ4年目の1977年開幕戦での満塁本塁打ですこの一打は、ヤクルトの松岡弘投手から放たれましたが、前年に打率3割を記録したことで、掛布氏自身が抱えるプレッシャーを感じる結果となりました
「僕がプロ野球人として意識した最初のホームラン」と語る掛布氏の言葉には、プロ選手としての重圧が感じられます
理想の4番打者
掛布氏は、自身が理想とする4番打者についても触れました阪神や西武で活躍した田淵幸一氏の「負けを背負える4番」の姿勢に感銘を受け、彼の言葉を胸に刻んできたとのことです
大阪出身の掛布氏は、阪神一筋で3度の本塁打王に輝くなど、その実績を残しました
日本一の夢を実現
特に1985年には40本塁打を放ち、21年ぶりのリーグ優勝と2リーグ制以降では初となる日本一に大きく貢献しました掛布氏は、「自分のやってきた野球にうそはなかった
野球をやっていてよかった」と語り、殿堂入りの栄誉を喜びました
掛布雅之氏の殿堂入りは、彼の恩恵を受けた多くのファンや選手たちにとっての喜ばしいニュースです。多くの記録を残しながら、常に野球に対する熱意を忘れず、後進の選手へのヒントを与え続ける姿勢は、ファンからの支持を集めています。
キーワード解説
- ホームランとは？：野球でバッターが打ち返したボールがフェンスを越え、外野へ飛び出すことを指します。これによって得点を得ることができるため、大変重要なプレーとなります。
- 本塁打王とは？：プロ野球において、シーズンで最も多くの本塁打を打った選手に与えられるタイトルです。
