中日ドラゴンズの育成選手、井上剣也投手が契約更改で現状維持をサイン

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中日ドラゴンズ育成選手の井上剣也投手(18)が、10月29日にナゴヤ球場近くの選手寮「昇竜館」で契約更改に臨み、今季の年俸300万円を現状維持でサインしたことが発表されました

契約更改の背景

初めて契約更改を経験した井上は、「自分の課題は制球力だと思って取り組んできた

ゾーンに集められるようになってきた」と、自身の成長を実感しています

ここで言う「制球力」とは、ピッチャーが投球時にボールを投げたい場所に正確に投げる能力のことを指し、これが高いほど打者にとって厄介な投手となります

自己最速154キロを記録

この秋、井上は自己最速の154キロを記録するなど、目覚ましい成長を見せています

彼は11月の高知キャンプに参加する予定で、「井上監督の前でしっかりアピールして、支配下になれるようにやっていきたい

球速についてもまだ上がると思う」と述べ、さらなる成長への意欲を見せています

育成ドラフトからの道のり

井上は鹿児島実高から育成ドラフト2位で中日ドラゴンズに加入し、今季はウエスタン・リーグでの登板は1試合にとどまりましたが、秋季教育リーグ「みやざき・フェニックスリーグ」では6試合に登板しました

防御率は11.37と課題が残るものの、150キロを超える直球で6イニング1/3で6三振を奪うなど、ポテンシャルの高さも見せています

井上剣也投手が契約更改で現状維持となったことは、彼の成長を見る上で重要なポイントです。初めての契約更改で自分の課題を認識し、さらなる成長を目指す姿勢は、今後の中日ドラゴンズにとっても期待がかかります。若手選手の成長を見守ることは、ファンにとっても楽しみの一つです。
キーワード解説

  • 制球力とは?投手がボールを投げる際に、狙った場所に正確に投げる能力のことで、この力が高いほど打者にとって難しい投手になります。
  • ウエスタン・リーグとは?日本のプロ野球で開催される二軍リーグの一つで、選手育成や戦力編成のための重要な場であり、各チームの若手選手の成長を見ることができます。
  • 育成ドラフトとは?プロ野球において、指名を受けた選手を育成するための特別なドラフトです。通常のドラフトに比べ、契約金が低く設定されていることが特徴です。

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