オリックスからドラフト2位指名を受けた森陽樹投手、挑戦の意気込み語る

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オリックス・バファローズは、今年のドラフトで大阪桐蔭高校のキャッチャー・森陽樹投手を2位指名した

2025年10月29日、森選手は大阪・大東市内の同校で、オリックスの編成部副部長・牧田勝吾氏とスカウト・下山真二氏からの指名あいさつを受ける際、プロとしての初めてのスタートを切る心境を語った

最速153キロの右腕

森投手は、最速153キロの直球を投げ込む右腕であり、その体格は身長190センチ、体重88キロと恵まれている

彼の直球は角度があり、打者にとっては非常に打ちづらいボールとされている

森選手自身も、「最終的には自分が1番だったなと思わせられるように」と、高卒の同期選手へ対する強い闘志を見せた

評価されるピッチング

指名した下山スカウトは、森選手の特徴として「プロでも通用するような、ブレーキの効いたカーブを投げられる」と評価している

このカーブは、ボールの軌道が急速に下がることから、打者にとっては予測しづらい球種となる

さらに、「山下舜平大や、山崎颯一郎のような同じタイプの選手がいるので、オリックスにぴたっとはまるタイプではないか」と、彼のプレースタイルがオリックスの戦術に適していることを指摘している

ライバルに対する思い

森選手は、同じくドラフト1位指名を受けた藤川敦也選手(延岡学園)や、3位指名の佐藤龍月選手(健大高崎)に対するライバル心を強調した

「1位指名の藤川に悔しい気持ちを持っている

そういう思いを持ってくれているのはとてもいい」と下山スカウトは、森選手の負けず嫌いな性格を評価し、彼の意気込みを感じている

今後の予定
森選手は、入寮に向けて体作りを進めていく予定であり、「3年間目標にしていたプロ野球の世界のスタートラインに立つことができた

入ってからも誰よりも練習して、スケールの大きな選手になりたい」と自らの目標を明確に掲げた

今回の森陽樹投手の指名は、オリックスにとって期待の若手選手の獲得を意味する。彼のポテンシャルをどう引き出すのか、プロの環境でどのように成長していくのかが楽しみだ。ライバル選手に対する強い意識も、彼自身の成長に寄与するだろう。
キーワード解説

  • バファローズとは?:オリックス・バファローズは、日本のプロ野球チームで、パシフィックリーグに所属している。
  • ドラフトとは?:プロ野球選手を自チームに加入させるための選ばれる制度であり、毎年行われる。
  • ピッチングとは?:野球において投手がボールを打者に向かって投げる行為のこと。
  • カーブとは?:野球の投球種類の一つで、ボールが予期しない軌道で旋回しながら打者のもとに向かう。

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