井上は初めての契約更改を終え、「課題の制球力に向き合ってきた
特に10月のフェニックスリーグでは、投球がゾーンに集められていたので成長した部分が見えた」と手応えを語りました
井上投手は鹿児島実業高校から育成ドラフト2位で入団し、今シーズンはウエスタン・リーグでの登板はわずか1試合
しかし、秋季教育リーグである「みやざき・フェニックスリーグ」では6試合に登板し、自己最速155キロという記録をマーク
これにより、チーム内での存在感を高め、11月から始まる高知キャンプのメンバーにも選出されるなど、好調を維持しています
井上は、キャンプメンバーに選ばれたことについて「来年、支配下選手になれるようにアピールしていきたい」と力を込めて意気込みを語りました
「支配下選手」とは、プロ野球の選手名簿に正式に登録されている選手のことを指し、これに選ばれることで選手としての地位が大きく向上します
会見中に報道陣から「契約書にサインはしましたか?」と問われた井上は「そうですね…書き慣れました」と予想外の珍回答をしました
この天然ぶりは場を和ませることとなり、結果として井上の人柄もファンから注目を集めています
将来の大きな可能性を秘めた井上投手は、支配下選手を目指し、充実した秋を過ごすことでさらなる成長を遂げることでしょう
井上剣也投手の契約更改に関する記事は、彼の成長過程と今後の挑戦を明確に伝えています。特に、制球力の改善を意識しつつ、自身の成長を実感している点が印象的です。天然な人柄もファンへの親しみを感じさせ、彼のこれからの活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 育成選手とは?プロ野球において、主に若手選手を育成するための選手枠を指し、正式な選手登録には至らない選手が含まれます。
- 支配下選手とは?プロ野球の選手名簿に正式に登録されている選手を指し、一軍でプレーする権利を持つことになります。
- 制球力とは?ピッチャーが投球する際に、ボールを正確に狙った場所に投げる能力のことを指します。制球力が高い選手は、ストライクを取りやすくなります。

