この日、岩崎選手は「チームザキ」と名付けたグループのキャプテンとして、若手選手たちである桐敷、及川、川原、栄枝などを指導しました
練習は午前中から約5時間にわたり、全力で行われました
今季で34歳になる岩崎投手は、いよいよ「ベテラン」の域に達していますが、「もともと体にキレがあるようなタイプではないですし(加齢による)変化はあまり感じない」と、普段通りの冷静さを保ちながら後輩たちのトレーニングを見守っていました
この自主トレには、藤川監督も期待を寄せており、今季もクローザー(試合の最後を投げる投手)の役割を岩崎選手に託す意向を示しています
岩崎選手は「大事なポジションなので責任をもって取り組みたい
甘えることなく、自分に対し厳しくやっていきたい」と、使命感を抱きながら語っています
さらに、この日の練習では、元中日ドラゴンズのレジェンドクローザー、岩瀬仁紀氏(50)の殿堂入りが発表され、岩崎選手は「並大抵の方ではない
登板数、セーブ数もそうですが、重要なポジションでずっと投げられたことがすごい」と敬意を表しました
また、岩崎選手は自身の年齢やキャリアを見つめながら「ここで成績が落ちたらそのままズルズルといくことも考えられる
そうはならないようにやっていきたい」と冷静に意思を示し、「自分の10年後?分かりませんよ(笑い)
皆さんだって想像できますか?」と柔らかな笑顔で語りました
今は、まず目の前に迫ったプロ12年目のシーズンを全うすることだけを見据えています
岩崎投手の自主トレは、若手選手たちへの指導が主な目的であり、自分自身の成長を促すことも含まれています。クローザーとしての活躍が期待される中、後輩たちを育てる姿勢は、チーム全体の活性化にもつながるでしょう。年齢に伴う変化を抱えながらも、彼の冷静な言動には、見習うべき点が多く感じられます。
キーワード解説
- 自主トレとは?
- クローザーとは?
- ベテランとは?