広島・佐々木泰内野手が秋季練習で成果を発揮、選球眼と長打力を育成中

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広島東洋カープの22歳、佐々木泰内野手が29日、マツダスタジアムで行われた秋季練習に初合流し、シート打撃での成果を披露しました

シート打撃とは、投手がボールを投げ、選手がそのボールを打つ練習で、実践的な打撃力を向上させるための重要なメニューです

この日、佐々木は二塁への内野安打を放つ一方で、ドミニカ・カープアカデミーの練習生、ブリトーとの対戦では四球を選びました

四球は、バッター側がボールを見極め、ボールがストライクゾーンに入っていないと判断した結果を反映したものです

彼は「四球を取れるようになってきたことで、ボールの見極めが進化している」と語りました

佐々木は10月27日まで参加していたみやざきフェニックス・リーグでも打率.348をマークし、特に選球眼の向上を実感していると明かしています

1年目の過去の打席では、187打席でわずか6四球しか取れなかった彼にとって、この成長は大きな収穫です

アマチュア時代は「冷静さがなかった」と自己分析する佐々木ですが、今は少しずつそのスタイルを改めています

また、長打力向上への取り組みも同コーチと二人三脚で進めています

この技術を見につけつつ、彼のシート打撃では明確に成果が見られました

フェニックス・リーグでは16本の安打を打ち、その内訳には4本の二塁打と2本の三塁打が含まれています

「外野を越す打球が増えてきている」と手応えを語る佐々木は、「フェンスを越えるようにやっていきたい」とさらなる向上心を見せています

11月1日から始まる秋季キャンプでは、彼はこの成果を基盤にさらなる成長を目指します

「スイング力をもっと向上させ、飛ばすイメージをしっかり植え付けたい」と意気込む佐々木

自身の成長が今後の活躍につながることを期待せずにはいられません

佐々木選手の成長は、彼の努力と実践的なアプローチの成果が表れています。選球眼や長打力の向上は、次代のスター選手への第一歩とも言えるでしょう。今後の秋季キャンプで更なる進化を遂げることを期待したいです。
キーワード解説

  • シート打撃とは?:投手がボールを投げ、選手がそのボールを打つ練習で、打撃力を高めるための重要なメニューです。
  • 選球眼とは?:投手が投げたボールに対して、バッターが適切にボールの種類やコースを見極める能力のことです。この能力が高いと、良いボールを選びやすくなります。
  • 長打力とは?:バッターが一打で二塁打以上を打つ能力を指します。長打力がある選手は試合の流れを変えやすい重要な役割を担います。

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