中日ドラゴンズ、嶋基宏氏を一軍ヘッドコーチに任命

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中日ドラゴンズは10月30日、今季ヤクルトのヘッドコーチを務めていた嶋基宏氏(40)を一軍ヘッドコーチに任命したことを発表した

嶋氏はナゴヤ球場で行われた記者会見において、「ドラゴンズが来年創立90周年を迎えるにあたり、優勝して『嶋が来てよかった』と言ってもらえるよう、たくさん勉強し成長して少しでも力になりたい」と意気込みを語った

嶋氏への就任要請は、ヤクルトを退団した後すぐに中日から来たという

彼は「そのスピード感と熱意が、ぜひお願いしたいという気持ちにさせた」と述べた

また、今季敵チームとして中日を見ていた嶋氏は、「中継ぎ陣が非常に強力で、試合の後半に点が取れない印象があった」と振り返り、特に若手選手の成長にも注目が集まっていることを強調した

「選手と共に勉強し、成長していくことが重要だ」と語る嶋氏は、井上監督が目指す野球を選手に伝える役割を担うとし、「ヤクルトのスタイルとは異なる部分をうまく取り入れられれば」と述べた

嶋基宏氏の経歴

嶋氏は中京大中京高校から国学院大学を経て、2006年に大学生・社会人ドラフトで楽天から3巡目指名を受けプロ入り

2013年には星野監督のもと、正捕手として楽天球団初の日本シリーズ制覇に貢献

その後、20年にヤクルトに移籍し、22年に引退後はヤクルトのバッテリーコーチに就任、今季はヘッドコーチを務めた

その他の人事発表

中日はこの日、谷哲也一軍マネージャー(40)の育成コーチ就任と、オリックスでスコアラーを務めていた前田大輔氏(46)の二軍バッテリーコーチ就任も発表した

中日ドラゴンズの新たなヘッドコーチに嶋基宏氏が就任することは、チームの未来に大きな影響を与えることが期待されます。嶋氏がプレー経験を活かし、選手たちを指導する姿勢が注目されており、今後のチームの成長に期待が寄せられています。
キーワード解説

  • ヘッドコーチとは?
  • 中継ぎ陣とは?

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