40人枠とは?
メジャーリーグの各チームは、シーズン中に使用できる選手を40人まで登録できますこの「40人枠」にいる選手は、いつでもメジャーの試合に出場可能ですが、ワールドシリーズ終了後に負傷者リスト入りした選手の再登録が必要になるため、一定時期には枠を空ける必要があります
小笠原選手のシーズン振り返り
小笠原選手は昨オフに中日からポスティングシステムを通じてナショナルズと契約しましたこの制度では、日本のプロ野球選手が海外のチームへ移籍する際に使われ、選手の契約権を他のチームが買い取り移籍を可能にします
契約額は2年間で総額350万ドル(約5億2500万円)に達しました
彼は3Aのシーズンでスタートし、7月6日のレッドソックス戦でメジャー初デビューを果たしましたが、2試合の先発後に再びマイナー降格となりました
その後、8月1日に再昇格し、ブルペンでの役割を担い、同14日のフィリーズ戦ではメジャー初勝利を収めました
今季の成績は23試合に登板、先発は2試合で1勝1敗1ホールド、防御率は6.98
これらの数字は投手としてさらなる成長が求められることを示しています
小笠原選手のマイナー降格は、見た目には不運な出来事に思えますが、ナショナルズは選手の育成の観点から判断を下したと言えます。選手が安定感を持ってプレーできるよう、マイナーリーグでの経験が重要になるでしょう。
キーワード解説
- ウエーバーとは?:ウエーバーは、選手を他チームに移籍させるための制度で、特定の手続きを経て他チームが選手を獲得できる権利を得ます。
- ポスティングシステムとは?:ポスティングシステムは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグのチームと契約する際に、選手の権利を他のチームに売るための仕組みです。

