上智大学・正木悠馬投手、西武からドラフト指名を受け歓喜のコメントを発表

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上智大学・正木悠馬投手、西武からドラフト指名を受け歓喜のコメントを発表

西武ライオンズは、育成ドラフト6位で上智大学の正木悠馬投手(22)を指名し、30日に東京都内の同大学キャンパスで指名あいさつを行いました

正木選手は、この場で「(球団の方と)直接会って始まるんだなっていう気持ち

これから頑張んないといけない、気を引き締めないとなって改めて思いました」と喜びの声を上げました

上智大学硬式野球部において初のドラフト指名となる正木選手は、来年、創部110周年を迎えるこの伝統校の期待を背負い、自身の成長を誓いました

「初っていう立場なので、本当に自分のこれからが大事になってくる」とし、プロでの成功が後輩たちにとっても意義深いものになることを願っています

正木選手は最速153キロの右腕で、異色の経歴を持っています

米国で10年以上過ごした経験から、英語力も高くTOEFLのスコアは100点を超えています

レドモンド高校時代には野球だけでなく、クロスカントリーや水泳にも挑戦

「人生通して、ずっと1つのスポーツっていうことはなかった

自分の思うように体を動かすっていう意味では(野球に)生きている」と自己分析します

彼は独学でスキルを磨いてきました

上智大学には投手コーチがいないため、YouTubeやインスタグラムなどの動画を活用

「本当にいろんな選手、誰もが知る日米のピッチャーだったら多分全員見てます」と語り、1年時には140キロだった球速を独自の練習で13キロも伸ばしました

秋元宏作球団副本部長は、「プロの環境に入ってきた時に、どこまで伸びるのかなっていうのが一番楽しみです

独学で成長できる向上心や、自ら情報を取りに行く力を持っていることも魅力で、期待しています」と語り、正木選手への大きな期待を寄せています

上智大学の正木悠馬投手が西武にドラフト指名されたことは、彼の成長物語の大きな一歩です。プロの舞台での競争は厳しいものですが、彼の独学による練習方法や向上心は、その能力を大きく伸ばす要因と言えるでしょう。これからの彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?プロ野球のチームが将来的に育成する選手を指名する制度で、通常のドラフトとは異なり、契約金が低く設定されることが多い。
  • TOEFLとは?英語を母国語としない人々が受験する英語能力試験で、大学や大学院への入学試験に利用されることが多い。
  • 球速とは?投手が投げたボールがホームベースに届くまでの速度を測定したもので、一般的にキロメートル毎時(km/h)で表される。
  • 独学とは?他からの助けを借りずに自己学習することを指し、多くの人が、興味のある分野や技術を独自に学ぶ方法の一つとして利用している。

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