巨人・桑田真澄2軍監督が退団、阿部監督との対立が背景に

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 巨人ファンが騒然としている

今季、首位の阪神に15ゲーム差をつけられ、3位でシーズンを終えた巨人は、クライマックスシリーズ(CS)もファーストステージで早々に敗退した

最も責任を負うべき監督が続投する中、二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチ、駒田徳広3軍監督に続き、将来の監督候補と目されてきた桑田真澄2軍監督までもが退団したことで、球団内外が注目している

いったい巨人で何が起きているのか?

選手の起用をめぐり対立していた

「桑田さんは僕が選手時代から育てていただいた人なので、今回離れるということはとても残念です

2軍での優勝や、さまざまな貢献に感謝しています」と、阿部慎之助監督は桑田氏の退団についてコメントした

しかし、チーム内や番記者たちはその言葉を「社交辞令」と捉えざるを得ない状況だ

「桑田さんの退団の発端は阿部さんとの対立にあることはみんな知っています」と球団関係者は語る


具体的には、選手起用をめぐって度々意見が対立していたと言われている

特に、一昨年のドラフト1位で中大から入団した西舘勇陽投手の起用については、阿部監督が即戦力としての起用を求める一方、桑田監督は「まだ調整中」と待機を主張

投手陣の崩壊が続く中、こうした意見の食い違いが繰り返される事態となっていた

「地獄の秋にする」と宣言した阿部監督

どちらが悪いとは一概には言えないが、阿部監督は目の前の勝利を優先する立場にあり、桑田監督は将来を見据えた育成を重視していた

こうした根本的な考え方の違いが、最終的に両者の溝を深めたようだ

阿部監督はその厳しさでも知られており、2軍監督時代には罰走を課す厳格な指導が話題になったこともある

「地獄の秋にする」とした宣言は、選手たちに対する徹底した走り込みや特訓を示唆している

巨人の桑田真澄2軍監督の退団は、阿部慎之助監督との考え方の違いが要因とされており、ファンからも驚きを持って受け止められています。球団の未来に向けた選手の育成や戦略の考え方が異なる両者の対立は、チームの士気にも影響を与える可能性があるため、今後の動向に注目が集まります。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球におけるポストシーズンの一部で、プレーオフとして行われるシリーズのことです。
  • ドラフト1位とは?:プロ野球チームが選手を獲得するための制度で、特に優れた選手に与えられる番号です。
  • 育成とは?:選手を育て、成長させるための訓練や指導のことです。

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