掛布氏はプロ野球選手として3度の本塁打王に輝き、阪神の歴史に名を刻んだ存在です
また、プレーヤー表彰には日米通算4367安打を達成したイチロー氏(51)や、NPBで歴代最多の1002試合登板と通算407セーブを記録した岩瀬仁紀氏(50)が選出されました
掛布雅之氏の感謝と野球への思い
掛布氏は、自身の殿堂入りに感謝の気持ちを述べる中で、野球に対する愛情と使命感を語りました「私にとって、これは大きな責任です
子供たちを笑顔にし、街を笑顔にするための活動をしていきたい」と話し、今後の活動への意欲を示しました
掛布氏のプロ野球人生
掛布氏は、千葉県で育った野球少年として、習志野高から18歳で阪神タイガースに入団しました現役時代には、349本塁打と1019打点を記録し、「バックスクリーン3連発」などの名場面を連発しました
引退を決めた1988年には多くの球団からオファーを受けながらも、師の言葉に忠実に阪神一筋で現役生活を終えました
野球殿堂入りの選考
野球殿堂入りの選考方法には競技者表彰とエキスパート表彰があります競技者表彰は、引退から5年以上経過した元プロ選手が対象で、選考には15年以上の経験を持つ報道関係者が投票を行います
エキスパート表彰は、元プロ選手やコーチが対象となります
未来に向けたメッセージ
掛布氏は、阪神タイガースの創設90周年と阪神淡路大震災から30年を迎えるにあたり、自身の殿堂入りを「メッセージ」と捉えています彼は「子供たちと一緒に楽しめる野球を通じて、復興に貢献したい」と語り、今後の活動に対する希望を持っています
掛布雅之氏の野球殿堂入りは、彼の長年の努力と野球への情熱が認められたものであり、阪神ファンのみならず広く野球界にとっても素晴らしいニュースです。彼の言葉からは、今後も子供たちや地域社会に貢献し続ける意志が伝わってきます。
キーワード解説
- 野球殿堂入りとは? 野球殿堂入りとは、日本野球の発展に貢献した選手や関係者を称える制度で、1959年に創設されました。選考は投票によって行われ、選出された人は野球殿堂博物館に銘刻されます。
- エキスパート表彰とは? エキスパート表彰は、引退から一定期間経過した元プロ選手やコーチが対象で、その貢献を讃える制度です。主に監督やコーチとしての功績が評価されます。
- 競技者表彰とは? 競技者表彰は、引退から5年以上経過した元プロ選手が対象で、選手の成績や影響力に基づいて評価されます。候補者は、報道関係者による選考で選ばれます。

