阪神・楠本泰史選手、契約非更新を通告される
阪神タイガースの外野手、楠本泰史選手(30)が10月30日、来季の選手契約を締結しないという通告を受けたこの通告は、チームが日本シリーズを戦っている中でなされたもので、楠本選手は「急な話だったので、正直頭の整理はついてないですし、日本シリーズを戦うつもりで準備していたので、本当にまだ心の整理ができていないのが率直な思いです」と述べた
楠本選手は、昨年オフに横浜DeNAベイスターズから戦力外通告を受け、阪神に入団
子どもの頃から憧れていた球団でのプレーを心待ちにしていた
しかし、今シーズンはわずか16試合の出場にとどまり、打率は1割3分3厘という結果に終わった
「小さい頃、本当にプロ野球を憧れるきっかけになった球団に入れる喜びも感じていましたし、なんとか自分の力を発揮したいと思って取り組んできたんですけど、結果が残せなかったので自分の実力不足だなと感じています」と、楠本選手は涙ながらに振り返った
今後の進路については「完全燃焼できたかと言われるとそうではないので、まだやりたいという気持ちはあります
ただ、少し時間が経ってからしっかり考えたい」としっかりと熟考すると語った
楠本選手の契約非更新は、プロ選手にとって非常に厳しい現実であることが分かります。特に、自身の憧れであった球団でプレーできた喜びや、努力の結果が出せなかったことに対する未練が強く感じられ、ファンとしても心が痛むところです。今後の彼の決断に注目が集まります。
キーワード解説
- 戦力外通告とは?:プロ野球選手がチームから契約を終了されることで、翌シーズンにプレーできる保証がなくなることを指します。
- 打率とは?:打率は、選手が出場した試合で打撃に成功した割合を示す指標で、プロ野球での選手の実力を測る重要な要素です。
- 完全燃焼とは?:すべての力を出し切り、悔いが残らない状態を指します。これに対し、何かが不十分だと感じることを表現しています。

