ソフトバンク、近藤の代打策が裏目に。日本シリーズ第5戦の展開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆SMBC日本シリーズ2025第5戦 阪神―ソフトバンク(30日・甲子園) 試合は緊迫した展開を見せ、特にソフトバンクの小久保裕紀監督の采配が注目を集めた

しかし、彼の作戦は期待通りにはいかなかった

7回の裏、阪神相手にソフトバンクは2点を追いかける状況下で、代打・近藤健介を送り込み、勝利を目指した

しかし、近藤はフルカウントから見逃し三振に終わり、結果的に無得点に抑えられた

近藤選手は、左脇腹の痛みのため、今回は指名打者(DH)制が適応されない甲子園球場での試合でベンチスタートが続いており、この試合も3戦連続のベンチ入りとなった

前日行われた第4戦では、2点リードの6回に代打として出場し、阪神投手・桐敷から右前適時打を放つなど、重要な得点に貢献していた

小久保監督は、ポイントごとに選手を変える積極的な采配を続けたが、果たしてその意図は選手のパフォーマンスに影響を与えたのだろうか

この試合は、今シーズンのパ・リーグで首位打者に輝いた牧原大選手の打席で発揮された勝負の一手でもあり、試合の流れを大きく変える可能性があった

しかし、結果的には期待に応えることができなかった

近藤選手は今シリーズの前半戦から復帰しており、過去の試合でも第1戦と第2戦での活躍が光っていた

第1戦では先制打を放ち、第2戦でも適時二塁打を打っており、そこで得た10得点によって大勝の要因となっていた

そのため、彼にかかる期待の重みは大きかったと言える

今回の試合は、小久保監督の采配が試される展開となりました。特に近藤選手を代打として起用することは期待が集まる一手でしたが、彼が三振に倒れることで、その思惑が裏目に出てしまいました。今後の試合に対する監督と選手の信頼関係がより一層重要となることでしょう。
キーワード解説

  • 指名打者(DH)とは?: 指名打者制度とは、野球において投手を打席に立たせる代わりに、打撃専門の選手を置くことができる制度のことです。この制度を使うことで、チームはより効果的な打撃戦略を練ることが可能になります。

SNSでもご購読できます。