阪神、石井の痛恨被弾で同点に追いつかれ日本シリーズ第5戦は緊迫した戦いに

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◇30日 SMBC日本シリーズ第5戦 阪神―ソフトバンク(甲子園) 阪神が迎えた試合で、3番手の石井大智投手が8回表に痛恨の同点本塁打を被弾し、試合は一時振り出しに戻った

石井選手はシーズン中、プロ野球新記録の50試合連続無失点を達成し、防御率は0.17という驚異的な数字を残していたが、この試合ではまさかの結果となった

8回からマウンドに上がった石井は、まず先頭打者の嶺井を2球で追い込んだが、3球目の直球が外角の厳しいコースに投げられたにもかかわらず、右前打を許してしまった

その後、1アウトを取った後、1番打者の柳田悠岐に対して初球の150キロ直球をフルスイングされ、逆方向へ大きな打球を放たれ、左翼ポール際に飛び込む同点2ランホームランを浴びてしまった

柳田の逆転の一打は、ファンで埋まったスタンドから大歓声を引き起こした

この同点弾を受け、石井はマウンド上で両手を膝に置き、動けなくなるほどの衝撃を受けた

試合は重要な局面を迎え、阪神は勝利の道が閉ざされる可能性もあった

さらに、石井は2死後に柳町に対して本塁打の危機となる右翼フェンス直撃の三塁打を浴びた後、山川への申告敬遠を決断

しかし、次打者の栗原に対する打球は痛烈な当たりとなり、幸運にも一塁手の大山がダイビングキャッチしてアウトを取り、阪神は同点に持ちこたえた

この試合は、タイトル争いを繰り広げる両チームにとって、非常に重要な一戦であり、ファンも一瞬の緊張感を体感したに違いない

続くイニングでの戦局の展開にも注目が集まる

今回の阪神対ソフトバンクの試合では、重要な場面での投手のミスが試合に大きく影響しました。シーズン中は圧倒的な成績を残していた石井投手ですが、プレッシャーのかかる局面での失投は、どの選手でも起こり得ることです。今後の試合において、阪神がこの苦しい状況からどのように立ち直るのかが注目されます。
キーワード解説

  • 同点本塁打とは?同点本塁打は、試合の点差が開いている状態から、打者がホームランを放つことで、得点を同点にすることを指します。
  • 直球とは?直球は、投手が投げる最も基本的な球種で、ボールに回転をかけず、まっすぐに飛ぶ特徴があります。
  • 申告敬遠とは?申告敬遠は、守備側が意図的に特定の打者を歩かせるために、審判にその旨を申し出ることを言います。
  • 防御率とは?防御率は、ピッチャーの成績を示す指標で、一般的には登板あたりに許した失点の平均値を算出したものです。

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